マクトミネイの2発に沈んだスペイン、スコットランドの連勝スタートを許す《ユーロ2024予選》

写真：Getty Images

スペイン代表は28日、ユーロ2024予選グループA第2節でスコットランド代表とアウェイで対戦し、0-2で敗れた。

3日前のノルウェー代表との予選初戦をホセルの代表デビュー弾などで制したデ・ラ・フエンテ新体制のスペインは、ノルウェー戦のスタメンから8選手を大胆に変更。ロドリ、メリーノ、GKケパのみ引き続きスタメンとなってホセルが先発となった。

初戦のキプロス代表戦を3-0と快勝したスコットランドに対し、[4-2-3-1]でスタートしたスペインは7分に失点。ポロが自陣ボックス付近でスリップし、ボールを失った流れからマクトミネイにシュートを決められた。

その後は[5-4-1]の守備ブロックを敷くスコットランドを攻めあぐねると、15分にもピンチ。中央突破を許した流れからクリスティーに際どいシュートを打たれた。

攻めあぐねるスペインは23分に好機。メリーノのクロスからホセルのヘディングシュートがバーに直撃した。さらに29分、ポロのミドルシュートが枠を捉えたが、GKガンのセーブに阻まれた。

ゴールが遠いスペインは追加タイムにもピンチ。ロングボールに抜け出したダイクスにボックス内へ侵入され、シュートを許したがわずかに枠の上に外れ、助かったスペインは1点のビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、オヤルサバルとポロに代えてN・ウィリアムズとカルバハルを投入したスペインだったが、開始6分に2失点目。

カルバハルがサイドを突破された流れからマクトミネイにボレーを決められた。マクトミネイの2戦連続2ゴールでリードを広げられたスペインは引き続き攻めあぐねる状況を強いられ、66分にホセルを諦めてイグレシアスを投入。

しかし終盤にかけても集中を切らさず守備に徹したスコットランドを崩せずに敗戦。スコットランドの連勝スタートを許し、1勝1敗スタートとなった。