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【プレミア注目プレビュー】優勝争いとトップ4争い左右するシティvsリバプール!

超ワールドサッカー / 2023年4月1日 12時0分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第29節、マンチェスター・シティvsリバプールが、日本時間4月1日20:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。近年のプレミアで主役の座を争ってきた両雄による、優勝争いとトップ4争いを左右する重要なビッグマッチだ。

2月半ばの直接対決を制し、逆転での3連覇へ機運高まったシティ(勝ち点61)だが、その直後のノッティンガム・フォレスト戦で痛恨のドロー。以降はきっちり3連勝したが、驚異的な勝負強さを発揮する首位アーセナルがそれを上回る6連勝を達成し、暫定ポイント差は8ポイントに広がった。

他力本願を強いられフラストレーションが溜まる状況が続くものの、今月末に控える直接対決まで勝ち続けるしかないペップのチームは、直近3度の対戦で負け越している難敵をインターナショナルマッチウィーク明け初戦で迎え撃つ。

一方、前半戦での大不振が影響し、トップ圏内と暫定7ポイント差の6位に甘んじるリバプール(勝ち点42)。徐々に負傷者が戦列に復帰し、ここ最近ではマンチェスター・ユナイテッド戦での歴史的な7-0の圧勝を含め4勝1分けの5戦無敗と、復調気配を色濃くした。だが、前々節は格下ボーンマスに0-1で敗れて無敗記録がストップ。さらに、チャンピオンズリーグではレアル・マドリーに返り討ちに遭い、今シーズンの無冠がほぼ確実となった。

今後はリーグ一本となる上、上位陣の状態を考えれば逆転でのトップ4は十分に可能だが、公式戦連敗中のチームは、このシティ戦を皮切りにチェルシー、アーセナルとの強豪3連戦を控える。ユナイテッド戦で示したように爆発力は健在だが、苦手とするアウェイゲームで再び脆さを露呈すれば、再浮上はかなり厳しくなる。

なお、両チームは開幕前のコミュニティ・シールドを含め、今季ここまで3試合を戦い、リバプールが2勝1敗と勝ち越している。昨年10月にアンフィールドで行われた前回対戦は守護神アリソンのアシストからエースFWサラーが決勝点を奪い、1-0の勝利を収めている。ただ、同12月のEFLカップではホームのシティが3-2と打ち合いを制している。

◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、アケ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、ギュンドアン
FW:ベルナルド・シウバ、アルバレス、グリーリッシュ

負傷者:MFフォーデン、FWハーランド
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては急性虫垂炎の手術を受けたフォーデンの欠場が確定。また、そ径部のケガでノルウェー代表を離脱したハーランドに関しても欠場の可能性がある。

システムに関しては[3-2-4-1]のオプションもあるが、リバプールの攻撃力を考慮して通常の[4-3-3]を予想。スタメンはハーランドの状態を考慮してアルバレスを最前線に置き、攻守両面でより多才な仕事をこなせるベルナルド・シウバを右ウイングに置き、マフレズをベンチに置くとみる。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、エリオット
FW:サラー、ガクポ、ヌニェス

負傷者:DFラムゼイ、リース・ウィリアムズ、MFバイチェティッチ、チアゴ、ナビ・ケイタ、FWルイス・ディアス
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては今季絶望のラムゼイとバイチェティッチに加え、チアゴ、ルイス・ディアスが引き続き欠場となる。一方で、代表戦で体調不良や軽傷を負った一部選手に関してはナビ・ケイタを除きメンバー入りの可能性が高い。

スタメンに関しては前述の11人を予想。前線に関してガクポ、ヌニェスの状態次第ではジョタやフィルミノに出番がありそうだ。

★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ
Getty Images

好調の司令塔がチームを勝利に導けるか。今季はやや好不調の波はあるものの、ここまで公式戦36試合6ゴール21アシストと相変わらずの好スタッツを叩き出すシチズンズの絶対的な司令塔。ハーランドという明確なターゲットができたことで、クリエイティビティを発揮するよりもシンプルなプレーが目立っているが、ここ数試合では高精度のプレーで攻撃を牽引している。

また、代表レベルではエデン・アザールの代表引退に伴い、テデスコ新監督率いる新生ベルギーの新キャプテンに任命されて責任感と共にモチベーションを高めている。

その最高の状態で挑むリバプール戦ではハーランドの出場の有無でプレースタイルが変わることになるが、うまく周囲を操りながらゴールやアシストという決定的な仕事に絡みたい。

◆リバプール:DFアンドリュー・ロバートソン
Getty Images

難所攻略へ攻守にハイパフォーマンス見せられるか。不安定な戦いが続くレッズにあって孤軍奮闘の29歳DFは、ここまで公式戦32試合9アシストと見事なスタッツを残す。

逆サイドのアレクサンダー=アーノルドの守備力、ファン・ダイクの衰えもあって、今季はより守備に重きを置いた印象も強いが、豊富な運動量と機を見た攻撃参加から相変わらず良いアクセントを付けている。

今回のビッグマッチではアウェイでの戦いに加え、右サイドバックの相棒がグリーリッシュ相手に守勢に回る可能性が高く、守備ではニアゾーンを取られてからの難しい守備対応が求められる。また、攻撃ではマッチアップの相手がベルナルド・シウバ、マフレズのいずれかになるかは分からないが、タイトにプレッシャーを受ける中でどこまで効果的にビルドアップ、崩しの局面に絡めるかが重要となるはずだ。

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