【J1注目プレビュー|第6節:新潟vs名古屋】5試合1失点、堅牢な名古屋の守備網を新潟のパスワークがどう崩す？

写真：©︎CWS Brains, LTD.

【明治安田生命J1リーグ第6節】
2023年4月1日(土)
14:00キックオフ
アルビレックス新潟(8位/8pt) vs 名古屋グランパス(2位/10pt)
[デンカビッグスワンスタジアム]

◆リスタート、堅守をどう崩していく？【アルビレックス新潟】

開幕4試合無敗と良いスタートを切った新潟。しかし、中断前の前節は浦和レッズを相手に2-1で敗戦。今シーズンのリーグ戦初黒星となった。

良い形で先制をしながらも、浦和の2発に沈むことに。ゴール前での浦和の圧力、少しルーズになったところを狙われての逆転負けだった。

しかし、中断中に行われたYBCルヴァンカップでは鹿島アントラーズに勝利。難敵を相手にしっかりとしたゴール付近での守備対応を見せてクリーンシートを達成した。

迎えるは堅守・名古屋。今季1点しか取られていない堅い守備の前にどう立ち向かうのか。得意とするパスワークで隙を生み出し、突いていけるのか。攻撃面も今節は成長を見せるところだ。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:小島亨介
DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、田上大地、渡邊泰基
MF:高宇洋、島田譲
MF:太田修介、伊藤涼太郎、三戸舜介
FW:鈴木孝司
監督:松橋力蔵

◆堅守は健在、ゴールを奪え【名古屋グランパス】

中断前のFC東京戦は0-0のゴールレスドロー。堅守をこの試合もしっかりと見せて今季4度目のクリーンシートを達成した。

互いに相手の良さを消しに行った試合となり、強固な守備はそう簡単に崩されることはなさそう。あとはいかにしてゴールを奪うというところだ。

その攻撃陣だが、ルヴァンカップでのサンフレッチェ広島戦ではしっかりとゴールが生まれ、ポゼッションを高めてからのサイド攻撃と、1つの特徴が発揮された。

永井謙佑、キャスパー・ユンカーと前線の選手も今季はゴールを決めており、得点力不足という巨大すぎる壁を徐々に崩しに行く様子を窺わせる。堅く守り、ゴールを奪えれば、頂点も見えてくる。

★予想スタメン[3-4-3]
GK:ランゲラック
DF:野上結貴、中谷進之介、藤井陽也
MF:森下龍矢、稲垣祥、米本拓司、和泉竜司
FW:マテウス・カストロ、キャスパー・ユンカー、永井謙佑
監督:長谷川健太