4位転落ユナイテッド、選手熱量にテン・ハグ苦言…「ニューカッスルの方が良かった」

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が選手の熱量に疑問を呈した。

プレミアリーグ3位のユナイテッドは2日の第29節で5位につけるニューカッスル・ユナイテッドとのアウェイ戦に。序盤から主導権を握られる展開を強いられると、後半に交代カードを切った直後に立て続けの失点を喫し、0-2で敗北した。

攻撃も負傷中のクリスティアン・エリクセンに続いて、出場停止のカゼミロを欠く影響からか、組み立てが安定せず、無得点に。リーグでは3試合勝ちなしとなり、得失点差でかなり優位なニューカッスルに3位の座を奪われ、4位に転落した。

これからよりタイトなスケジュールとなるなか、カラバオカップ決勝のリベンジも許して息切れ気味のテン・ハグ監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で気持ちの部分から負けた試合だったと振り返っている。

「言いたくないが、今日は彼らの方が良かった。特に、決定的で、情熱や、意欲においてね。彼らの方が今週、勝ちを望み、勝ったのだ」

「我々にもチャンスがあったが、彼らのような決意をもってゴールを目指さないといけない。十分じゃなかったし、相手にチャンスも許しすぎてもいた」

「以前なら、もっと良かったのだがね。ハングリー精神をもって、毎試合のように全力を尽くす必要がある」

「相手を崩せなかった。それが結論であり、良いチャンスが作れなかったのだ。アントニー・マルシャルの同点機が最大のチャンスだった。不十分だ」