ユベントス、コッパ準決勝での人種差別チャントで1試合のスタンド部分閉鎖が決定…

写真：Getty Images

コッパ・イタリア準決勝1stレグでの人種差別的なチャントによって、ユベントスの本拠地アリアンツ・スタジアムのトリブーナ・スッドの1試合の閉鎖が決定した。

4日、同スタジアムで行われたコッパ・イタリア準決勝1stレグのユベントスvsインテルでは、試合中にインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクに対して、猿の鳴き真似による差別と、人種差別的なチャントが行われた。

これを受け、ユベントスとインテルの両クラブ、セリエAに加えて、各方面から一部ユベンティーノに対して憤りの声が挙がっていた。

現在、ユベントスは地元警察や各方面と連携しながら当該者の特定に動いているが、イタリアのスポーツ裁判所は今回の問題行動を受け、人種差別的なチャントが歌われていたトリブーナ・スッドの1試合の閉鎖処分を決定した。

この処分によってユベントスは、4月23日に行われるセリエA第31節のナポリ戦で同スタンドの部分的な閉鎖を余儀なくされる。