ランパードとマウントの師弟関係が復活！ 「ピッチで活躍する彼の姿が見たい」

写真：Getty Images

チェルシーのフランク・ランパード監督復帰でイングランド代表MFメイソン・マウントの状況が変わるかもしれない。

2019-20シーズンにアカデミー時代から慣れ親しむチェルシーに修行先から復帰してからというもの、攻撃陣をリードしてきたメイソン。今季の公式戦出場数もここまで32試合をマークするが、来季限りの契約を巡る交渉も行き詰まり、将来が揺らいでいる。

チェルシーファンからの人気は健在だが、交渉がこの先も進まないようであれば、来る夏が売却のタイミングとあって、移籍話も加熱。ケガによる離脱も伴ってアピールの場を減らすが、今季いっぱいの契約で復帰したランパード暫定監督は再生に意欲的だ。

イギリス『デイリー・メール』によると、準々決勝まで勝ち進むチャンピオンズリーグ(CL)での戦いと並行して、11位に沈むプレミアリーグでの立て直しが求められるランパード暫定監督は就任後の初会見でダービー・カウンティ時代からの愛弟子に言及した。

「それを語れるほどの状況を把握していないし、深掘りするのは違うと思う。ただ、メイソンは私がダービーにいた頃から、チェルシーに戻ったときまで、自分からすると、いつだって素晴らしい選手だった」

「あの時期に指導したジェームズや、エイブラハム、トモリらがここや、ほかの場所で大成していく姿を目にするのは喜ばしいこと。メイソンは少しケガに悩まされたし、彼と話をするのが大切になるだろう」

「メイソンから何を得られるかはわかっているし、ただ彼がピッチで活躍する姿が見たい。我々は良い関係にあるから、たくさんの話もするだろう。チェルシーにとって重要な選手で、ここでずっとそうだった」

「だから、彼ともっと対話していくのが楽しみだ」