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鎌田大地の移籍先はバイエルン、ドルトムントにあらず…スペインかイングランドへ

超ワールドサッカー / 2023年4月7日 10時45分

写真:Getty Images

去就が注目を集めているフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(26)だが、行き先はドイツ国外になることが濃厚のようだ。

2017年7月にサガン鳥栖からフランクフルトへと完全移籍で加入した鎌田。シント=トロイデンへのレンタル移籍で得点感覚と攻撃性を取り戻すと、復帰の後フランクフルトでは攻撃の中心に。2021-22シーズンはヨーロッパリーグ(EL)の優勝に大きく貢献すると、今シーズンは後半戦はあまり輝けていないものの、ブンデスリーガで24試合7ゴール5アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも8試合で3ゴールを記録し、注目が高まっている。

今シーズン限りで契約が満了を迎える中、フランクフルトは契約延長を望むもここまで交渉は進まず。スポーツ・ディレクター(SD)のマルクス・クレシェ氏は先日、ドイツ『ZDF』にて「鎌田大地のことだが、彼はおそらく我々の元を去るだろう」と、退団の可能性を口にしていた。

その鎌田を巡ってはドルトムントへの移籍が口頭合意し、5年契約を結ぶと報道が出ていたが、その様相も大きく変わってきたようだ。

鎌田にはマンチェスター・シティやリバプール、ニューカッスルなどのイングランド勢、バルセロナ、アトレティコ・マドリーといったスペイン勢が興味を示す中、ドイツ国内ではバイエルンも興味を持っていると報じられている。

しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』で移籍を専門に扱うフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ドイツ国内での移籍は可能性が低く、バイエルン行きはないという。

バイエルンは鎌田には強い関心は抱いていないとのこと。また、当初移籍が濃厚とみられたドルトムントも、「ドルトムントと鎌田の関係は冷え切っている。もう2、3週間も接触がない」とし、こちらも移籍の可能性は低いとのことだ。

そんな中、移籍先として濃厚だと言われているのがアトレティコ。スペイン行きを希望しているという話が浮上している。

プレッテンベルク氏によれば、フランクフルトの幹部たちは鎌田が今週中にも最終決断を下すことを望んでいるとのこと。来季の編成を考えても、早い決断を望んでいるようだが、いずれにしてもドイツ国外への移籍になることは濃厚のようだ。

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