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長谷川の1G1Aなどでなでしこジャパンがポルトガルに逆転勝利!《国際親善試合》

超ワールドサッカー / 2023年4月8日 3時10分

写真:Getty Images

7日、なでしこジャパンはポルトガル女子代表と対戦。2-1で勝利となった。

来年開催されるオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップに向けて強化を進めるなでしこジャパン。4月はポルトガル遠征を行い、ポルトガル、そしてデンマーク女子代表と対戦する。

その日本は[3-4-3]のシステムを採用。GK山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)、3バックは右から三宅史織(INAC神戸レオネッサ)、宝田沙織(リンシェーピング)、南萌華(ローマ)が並び、ボランチに長谷川唯(マンチェスター・シティ)と長野風花(リバプール)、右サイドに清水梨紗(ウェストハム)、左サイドに杉田妃和(ポートランド・ソーンズ)が入った。3トップは右に藤野あおば(日テレベレーザ)、左に猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)、中央に田中美南(INAC神戸レオネッサ)が入った。

試合はホームチームが予想外にアグレッシブな入りを見せ、立ち上がりから主導権争いが続く。それでもなでしこは9分、ロングパスをボックス右横で収めた藤野の右クロスを逆サイドから走りこんだ杉田がヘディングで合わせたが、これは相手GKの正面を突いた。

徐々にポゼッションを高める日本は、何度もアタッキングサードまで運ぶが、なかなか効果的な崩しを見せられず決定機まで至らない状況が続く。すると、ポルトガルが最初のチャンスを得点につなげる。

25分、ディアナ・シルバのスルーパスに反応したジェシカ・シルバがボックス右から侵入しGK山下を引きつけて中央に折り返すと、最後はアナ・カペタが無人のゴ-ルに流し込んだ。

先制を許したなでしこは、27分にもD・シルバのパスでDFの裏に抜け出したカペタに決定機を許したが、シュートはGK山下がブロック。さらにこぼれ球に詰めたタチアナ・ピントのシュートもGK山下が体ではじき出した。

ピンチを凌いだ日本は35分、左サイド高い位置でボールを受けた杉田のスルーパスからボックス左深くまで駆け上がった田中の折り返しを最後は走りこんだ長谷川がゴールに押し込んだ

ハーフタイムにかけては日本が押し込む流れとしたが、ゴールは生まれず前半を終了した。

迎えた後半、日本は宝田を下げて守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)を投入。清水を3バックの右に落とし、中盤の右に守屋を据えた。すると52分、清水のロングフィードをボックス内で収めた田中がGKとの一対一を迎えたが、これは相手GKの好セーブに防がれた。

決定機を逃した日本だったが、直後の53分に逆転に成功する。長谷川のロングパスでDFの裏に抜け出した田中が飛び出したGKの脇を抜くチップキック気味のシュートでゴールに流し込んだ。

勝ち越しに成功した日本は、59分に田中と猶本を下げて植木理子(日テレベレーザ)と渕真奈(トッテナム)を投入。すると65分、杉田の左クロスから藤野がヘディングシュートでゴールに迫ったが、これはGKイネス・ペレイラが横っ飛びのセーブではじき出した。

その後も主導権を握る日本は、77分に杉田と藤野を下げて宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)と清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)を投入し[3-4-3]から[4-4-2]へ布陣を変更。

終盤にかけては互いになかなか決定機まで持ち込めずに時間が経過し、試合はそのまま2-1で日本がポルトガルに勝利した。

なお、なでしこジャパンは12日にW杯前最後の親善試合でデンマークと対戦する。

ポルトガル女子代表 1-2 なでしこジャパン
【ポルトガル】
アナ・カペタ(前25)
【日本】
長谷川唯(前35)
田中美南(後7)

◆スターティングメンバー
GK:山下杏也加
DF:宝田沙織(→46 守屋都弥)、三宅史織、南萌華
MF:清水梨紗、長谷川唯、長野風花、杉田妃和(→77 清家貴子)
FW:藤野あおば(→77 宮澤ひなた)、田中美南(→59 植木理子)、猶本光(→59 岩渕真奈)

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