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CL見据えて主力温存ミラン、攻めどもゴール奪えず格下エンポリにドロー《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年4月8日 5時55分

写真:Getty Images

ミランは7日、セリエA第29節でエンポリをホームに迎え、0-0で引き分けた。

前節ナポリに快勝として3位に浮上したミラン(勝ち点51)は、5日後にチャンピオンズリーグ準々決勝のナポリとの再戦を控える中、4バックを継続。ジルーやブラヒム・ディアス、レオンらをベンチスタートとし、オリジやレビッチら控え選手たちをスタメンで起用した。

14位エンポリ(勝ち点31)に対し、[4-2-3-1]で臨んだミランは、2列目に右からサーレマーケルス、ベナセル、レビッチと配置。そのミランが押し込む入りとすると、13分に決定機。サーレマーケルスのスルーパスに抜け出したレビッチがボックス右からGK強襲のシュートを放った。

その後もミランが主導権を握り、敵陣でのプレーを続けていく。39分にはトナーリがボックス内へ侵入してコントロールシュートを放ったが、GKの守備範囲だった。

ハーフタイムにかけてもミランが攻め込むもゴールを割れずに0-0で前半を終えた。

迎えた後半、開始5分にポベガのミドルシュートでゴールに迫ったミランは、58分にPKを獲得しかける。クロスボールを入れた流れでボックス内のエブエイにハンドがあったかに思われたが、VARの末に取り消しとなった。

ゴールが遠いミランはその後、ブラヒム・ディアスやジルー、レオンら主力アタッカーを投入。

すると76分、ボックス右からフロレンツィの放ったボレーがポストに嫌われたミランは、続く83分にはサーレマーケルスのシュートのルーズボールに詰めたジルーがプッシュするも、相手DFの好ブロックに阻まれた。

あと一歩でゴールが奪えないミランは87分にもビッグチャンス。ジルーのヒールフリックを受けたボックス左のブラヒム・ディアスがシュート。だが、GKペリサンの好守に阻止される。

さらに89分、フロレンツィの右クロスをジルーが頭でねじ込んだかに思われたがVARが入ってハンドを取られ、ノーゴールに。ツキにも見放されたミランはそのままゴールレスでタイムアップ。

格下相手に勝ち点2を失い、ナポリ戦に向かうことになった。

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