「レベルが下がっている」逆転負け喫したレアル、アンチェロッティ監督が考える敗因は「バランスの欠如がカギ」

写真：Getty Images

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ビジャレアル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

8日、ラ・リーガ第28節でマドリーはビジャレアルをホームに迎えた。

リーグ戦ではバルセロナとのエル・クラシコで敗れ、優勝の可能性がほぼ無くなってしまったマドリー。一方で、ミッドウィークにはコパ・デル・レイで圧勝し、決勝に駒を進めている。

来週にはチェルシーとのチャンピオンズリーグ(CL)が控えている中、試合はオウンゴールで先制。前半のうちに追いつかれるも、後半早々の48分にヴィニシウス・ジュニオールのゴールで勝ち越しに成功する。

しかし、その後に2失点。チームは巻き返せず、2-3で逆転負けを喫することとなった。

思わぬ敗戦を喫したマドリーだが、アンチェロッティ監督は敗因を分析。バランスの欠如が原因だとした。

「ボールを取り戻すことに苦労した。敵陣で取り戻そうとしたが、バランスが取れていなかった。それが我々が3失点をした理由だ」

「ビジャレアルはボールをとても上手く扱い、ポゼッションを失うことを余儀なくされた。2度リードしたが、3点目を決められずに負けた。バランスの欠如がカギとなった」

「我々はプレーできるレベルになかったとはいえ、敗北は当然だ。フィジカル的にチームは良い状態にあり、多くのチャンスがあったので、負けるに値するものではないが、バランスを欠いていた」

「2度もリードを奪えたのだから、もっとソリッドにならなければいけない。リーグ戦では、昨シーズンに比べるとレベルが下がっている」