吉田がPK献上のシャルケ、ホッフェンハイムとの残留争いに敗れて最下位転落《ブンデスリーガ》

写真：Getty Images

シャルケは9日、ブンデスリーガ第27節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、0-2で完敗した。シャルケのDF吉田麻也はフル出場、MF上月壮一郎は欠場している。

前節レバークーゼンに0-3と力負けした17位シャルケ(勝ち点21)は、吉田が[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。

15位ホッフェンハイム(勝ち点25)に対し、開始30秒にバルターのボレーでゴールに迫ったシャルケだったが、守勢を強いられる。

20分にはベッカーにGKフェールマン強襲のシュートを打たれると、22分に失点する。サイド攻撃で揺さぶられ、アンヘリーニョのクロスをクリアにかかったクラルがオウンゴールを献上してしまった。

失点後も守勢のシャルケはハーフタイムにかけても攻め手を見いだせず1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、ポゼッションを高めたシャルケだったが、やはりゴールに迫るには至らない。

すると68分、PKを献上する。バウムガルトナーにドリブルを仕掛けられると、ボックス内に侵入したところで吉田が倒してしまった。GKフェールマンはキッカーのベブの1本目のシュートを止めるも、キック時にゴールラインを踏んでいなかったためやり直しに。蹴り直しのPKを決められ、シャルケはリードを2点に広げられてしまった。

結局、終盤にかけても反撃できなかったシャルケは0-2のまま完敗。最下位に転落している。