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守護神オブラク偉業達成のアトレティコが5連勝&12戦無敗! モリーナが母亡くした同胞コレアに初ゴール捧ぐ《ラ・リーガ》

超ワールドサッカー / 2023年4月10日 5時54分

写真:Getty Images

ラ・リーガ第28節、ラージョ・バジェカーノvsアトレティコ・マドリーが9日にバジェカスで行われ、アウェイのアトレティコが1-2で勝利した。

上位対決となった前節のベティス戦をアンヘル・コレアの圧巻の個人技で奪ったゴールでウノセロ勝利を収めた3位のアトレティコ。11戦無敗と絶好調のコルチョネロスは、8位のラージョとのマドリード自治州ダービーで更なる無敗継続を狙った。

直近6戦未勝利と失速傾向にあるラージョ戦に向けてシメオネ監督は先発1人を変更。レマルに代わってデ・パウルが復帰。ただ、愛する母親が急逝したコレアがメンタル状態を考慮され、遠征メンバーから外れている。なお、守護神オブラクはゴディンを抜き、外国籍選手としてクラブ歴代最多出場(390試合)を達成した。

立ち上がりからダービーらしい拮抗した展開がしばらく続く。アトレティコは出足鋭いホームチームの勢いをやや受ける形となり、なかなか効果的に攻めることができない。

しかし、好調を維持するコルチョネロスは真骨頂であるロングカウンターとセットプレーで一気に流れを引き寄せる。

まずは22分、自陣ボックス手前で相手のセットプレーを撥ね返すと、一度カラスコにボールを預けて左サイドのスペースで受け直したグリーズマンが中央で背後を狙うモラタへ完璧な斜めのパスを供給。これをモラタがワンタッチで右サイドへ流すと、ボックス右に走り込んだモリーナが右足のシュートをゴール左隅へ流し込む。そして、加入後初ゴールのモリーナはコレアのユニフォームを掲げて母を亡くした同胞FWへの連帯を示した。

畳みかけるアウェイチームは直後の24分に左CKの場面でキッカーのカラスコが入れた正確なクロスを、ファーで競り勝ったエルモソが頭で流し込んだ。

この連続ゴールで大きなアドバンテージを手にしたアトレティコは、前半の内に1点を返そうと前がかるラージョの攻撃を冷静に撥ね返していく。また、攻撃の回数は少ないものの、ボックス内に抜け出したモラタがサイドネットを叩く際どいシュートを放つなどカウンターの刃をちらつかせた。

結局、2点リードで試合を折り返したシメオネのチームは、後半も相手の攻撃を受け止めながらカウンターで3点目を狙うゲームプランを継続。その流れでカラスコのカットインシュートや、モラタがデ・パウルの高速クロスに飛び込むなど幾つか良いシーンを作り出す。

その後、ビハインドを負うラージョは57分に3枚替えを敢行し、アトレティコの元主砲ファルカオとレンタルプレーヤーのカメージョら攻撃的な選手を一気に投入。

この交代によってよりオープンな展開が期待されたが、直後の60分にはグリーズマンの絶妙なラストパスに抜け出したモラタがボックス手前でDFルジューヌに倒される。当初はイエローカードが掲示されたが、オンフィールドレビューの結果、DOGSOの要件を満たしたとしてカードの色が赤に変わった。

これで2点リードに加えて数的優位まで手にしたアトレティコは、カラスコとデ・パウル、モラタを早いタイミングでベンチに下げてレマル、サウール、バリオスを続けてピッチに送り込む。そして、前線の選手は貪欲に追加点を狙っていくが、再三の決定機を決め切れず。

すると、85分にはフラン・ガルシアにボックス手前から強烈な左足のミドルシュートをゴール右隅へ叩き込まれ、偉業達成の守護神はクリーンシートを逃す形に。それでも、勢いづくホームチームに2点目を与えることなく何とか試合をクローズし、リーグ戦5連勝と共に無敗を12試合に更新した。

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