ロバートソンにヒジ打ちした副審、調査終了までの活動停止が決定…プレミアで審判団の問題が相次ぐ
超ワールドサッカー / 2023年4月10日 20時40分
PGMOL(イギリス審判協会)は10日、リバプールのDFアンドリュー・ロバートソンにヒジ打ちを見舞ったアシスタントレフェリーが調査終了まで試合を担当しないことを発表した。
事件は、9日に行われたリバプールvsアーセナルで発生。ハーフタイムにアシスタントレフェリーのコンスタンティン・ハジダキス氏がロバートソンの喉付近にヒジ打ちを見舞っていたことが確認されている。
前半の判定に対して不満があったロバートソンは、しつこくアシスタントレフェリーに抗議していた中での事件。映像でもその様子が残っており、PGMOLは調査を開始すると発表していた。
そんな中、PGMOLはハジダキス氏に関して、「コンスタンティン・ハジダキスはを今後どの大会でもアテンドしない」と発表した。
ロバートソンの抗議に侮辱や差別などの問題がなかったのかどうかは調査中だが、いずれにしてもレフェリーが選手にヒジ打ちを見舞うのは前代未聞。イギリス『BBC』ではブラックバーンなどで活躍した解説のクリス・サットン氏が「彼が何を考えていたのか、本当にわからない」とし、「このような事件は思い当たらない」と前例がない出来事だとしていた。
また、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーしたロイ・キーン氏は『スカイ・スポーツ』で「ビッグベイビー」と揶揄した。
プレミアリーグの元レフェリーであるキース・ハケット氏は『BBC』で「十分に守られている環境があるからといって、そうすべきではない」とハジダキス氏の行動について語り、「彼はやるべきではない方法で反応してしまった。明らかに、落ち着きを失っていた」と見解を述べている。
審判団を巡っては、8日にはブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫がトッテナム戦でファウルを受けたことを見逃したものの、後に誤審と認めて謝罪しており、今シーズンはVARの問題が多々発生。今回の件は、誤審のレベルとは遥かに違う問題であり、審判に向けられる目が益々厳しくなりそうだ。
【動画】衝撃事件!副審がロバートソンにヒジ打ち見舞う
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
名古屋vs浦和のVAR機材トラブルはモニター電源が原因…JFA審判委が経緯と今後の運用方針を説明
ゲキサカ / 2024年7月10日 19時56分
-
海外ボクシングで前代未聞の蛮行 敗戦に不満、レフェリーを殴る 英紙「審判も殴り返し逃げた」
THE ANSWER / 2024年7月3日 11時18分
-
EURO敗退のスコットランド、“幻のPK”判定に監督が怒り「なぜ欧州のレフェリーでないのか」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月24日 14時30分
-
「理解できない」…EUROオランダ“幻ゴール判定”物議、GK妨害巡り賛否「認められるべき得点」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月22日 10時41分
-
現役プレミアリーグ主審も交えて3時間の大激論!! JFA審判委がプロレフェリーキャンプを報道公開
ゲキサカ / 2024年6月21日 20時8分
ランキング
-
1157秒殺KOの中谷潤人「ちょっと早すぎた。すいません」 まさかの“謝罪”…決着の一撃は「感触はなかった」井上拓真との統一戦に意欲
THE ANSWER / 2024年7月20日 20時57分
-
2不同意性交の疑いで逮捕のMF佐野海舟に森保監督が言及「サッカーに関わる者として残念」
ゲキサカ / 2024年7月20日 20時42分
-
3KONOSUKE TAKESHITA、辻陽太を破り開幕戦突破「俺とオメエらじゃ見てる世界が違うんだよ」…7・20大阪全成績
スポーツ報知 / 2024年7月21日 7時15分
-
4大谷翔平、サヨナラ好機で申告敬遠 土壇場で同点…勢い増す本拠地は大ブーイング
Full-Count / 2024年7月21日 11時2分
-
5スペイン1部セビージャ、日本での親善試合が中止に
スポーツ報知 / 2024年7月20日 16時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください