シティ相手に完敗のバイエルン…トゥヘル監督「良いパフォーマンスは見せていた」

写真：Getty Images

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での完敗を嘆いた。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。

11日に敵地で行われたCL準々決勝1stレグのマンチェスター・シティ戦に挑んだバイエルンは立ち上がりから主導権を握られると、27分に失点を許す苦しい展開に。後半は攻勢を仕掛けて同点を目指すも、守備陣のミスもあり失点を重ね、最終的に0-3の完敗を喫した。

2019-20シーズン以来のベスト4進出が極めて厳しい状況になったトゥヘル監督だが、パフォーマンス自体は悪くなかったと強調し、ホームで開催される2ndレグでの逆襲を誓った。

「非常に苦い結果が残ってしまった。だが、選手のパフォーマンスを悪く言うのは避けたい。70分までは、とても良いパフォーマンスを見せており、私は内容にはとても満足している」

「この試合には、絶対にもっと多くのものをもたらせたと思うし、我々にはより多くの価値があっただろう。少なくとも1点は取るべきであり、相手には1、2点を余分に与えてしまった」

「選手の何人かはフォームを崩していた。そんなときはディフレクションで決まるシュートや、セットプレーがあると勢いが変わるものだが、それは相手に起きてしまった」

「私は自分のチームに惚れ込んでしまい、コーチングするのが楽しかった。我々は失点から感情的になり、反撃し、ハーフタイム後はさらに良くなった。パフォーマンス自体は良かったと思う。今となってはバカバカしい話と思われるだろうが、良い結果を得るに値したのだ。そして今でも、何かを諦めることはない」