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「理解できない」ミランに敗れたナポリ指揮官、主審のカード基準に不満も「誰かについてアピールしているわけではない」

超ワールドサッカー / 2023年4月13日 11時10分

写真:Getty Images

ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督がミラン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

12日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでナポリはアウェイでミランと対戦した。

セリエA勢同士の対決。リーグ戦では大きく水を開けて首位を独走中のナポリ。しかし、10日前の対戦では0-4とミランにホームで惨敗を喫していた。

再戦となった中、試合はナポリペースでスタート。押し込む時間帯が続くも、40分にイスマエル・ベナセルのゴールでミランに先制を許す。負けたくないナポリだったが、後半はミランにペースを与えると、74分にはアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサが2度目の警告を受けて退場。数的不利となるもしっかりとミランに対抗。ただ、追いつくことはできず、1-0で敗戦となった。

スパレッティ監督は、チームのパフォーマンスを評価。敗れはしたものの、数的不利でも戦えたことを称えつつ、主審のジャッジについて苦言を呈した。

「私は正しいキャラクターと態度を見た。良かったと言える。素晴らしい未来を持ったチームだ。今夜、我々は試合に止まり、ミランと対等な立場で10人でプレーできるクオリティを示した」

「アンギサの退場はやりすぎにも見えたし、カードのマネジメントは理解できない。前半、ラファエル・レオンが旗を叩き割ったが、どんなピッチでもイエローカードのはずだ。ジエリンスキに出され、クルニッチに出されなかったイエローも同じだ」

「選手がいないことは重くのしかかる。ただ、繰り返しになるが、とても強力なグループを持っている。彼らは良いプレーヤーであり、時には少しナイーブだが、とてもテクニカルな価値がある」

「あと6日で我々のスタジアムでプレーすることになるが、リーグ戦での非現実的な雰囲気を経験しないことを願っている。誰かについてアピールしているわけではなく、我々はある側面にとても敏感で、今夜はサン・シーロの勢いを感じたと言いたいだけだ」

「この試合は終わってしまったし、戻ってはこない。先を見据え、これからの試合について考えなければならない。突破は、まだオープンのままだ」

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