「『イエス、イエス。わかりました』って…」 ブライトン指揮官、三笘薫との会話で残留確認？

写真：Getty Images

ブライトン＆ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督が日本代表MF三笘薫(25)との去就を巡るやり取りを明らかにした。

川崎フロンターレ、ユニオン・サン＝ジロワーズを経て、今季からブライトンでプレーする三笘。昨年9月にグレアム・ポッター監督がチェルシーに引き抜かれ、監督が代わる事態に見舞われたが、デ・ゼルビ現監督のもとで不動のレギュラーに君臨する。

カタール・ワールドカップ(W杯)が終わってからというもの、その存在感をより大きくし、今季のここまで公式戦30試合出場で10得点7アシスト。とりわけ、大きなインパクトを残すドリブルはプレミアリーグ全体からも注目を浴び、移籍話も加熱中だ。

そんな三笘を擁するブライトンは11日にファンサービスも兼ねての公開練習を実施。さらに、子供たちも記者として参加のプレスカンファレンスを開き、指揮官が冗談も飛ばしながら様々な質問に応えていくなか、三笘に関するものにも口を開いている。

ある子供から「ミトマになりたい？」と尋ねられ、「そうだね。彼は(足が)とても速いからね」と返答。さらに、「ミトマが好きかい？　じゃあ、1つの秘密を教えよう。セッション終わりにミトマと話をしたんだ」と話し始め、残留に前向きな返答があったと打ち明けた。

「彼に『調子はどうだ？ フットボールの面でいくつか改善しないといけない』って言った。そうしたら、彼から『OK、監督』って返ってきたよ」

「で、『そうか。だが、今年も来年も時間たっぷりある！ OK？ わかっているか？』って言ったら、『イエス、イエス。わかりました』ってね」

指揮官の発言にその場にいた者からは笑みと拍手も。ここ数年にわたり、数多くのタレントを輩出するブライトンのブランド価値も相まって、来る夏の去就が注目される三笘の契約は2025年夏まであるが、果たして。

【動画】三笘薫がブライトン残留？ 指揮官が子供向けの会見で本人とのやり取りを明かす

The boss shares a secret about Kaoru...

After training at the Amex yesterday, we hosted a junior press conference with Roberto and a group of young Albion fans.

— Brighton & Hove Albion (@OfficialBHAFC) April 12, 2023