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副審によるロバートソンへのヒジ打ち事件はお咎めなし…FAがこれ以上の措置を講じないと発表

超ワールドサッカー / 2023年4月14日 7時30分

写真:Getty Images

イングランドサッカー協会(FA)は13日、アシスタントレフェリーのコンスタンティン・ハジダキス氏がリバプールのDFアンドリュー・ロバートソンにヒジ打ちを見舞った一件に関して、これ以上の措置を講じないとの決定を発表した。イギリス『BBC』が伝えている。

事件は、9日に行われたリバプールvsアーセナルで発生。ハーフタイムにアシスタントレフェリーのハジダキス氏がロバートソンの喉付近にヒジ打ちを見舞っていたことが確認されている。

前半の判定に対して不満があったロバートソンは、しつこくアシスタントレフェリーに抗議していた中での事件。映像でもその様子が残っており、PGMOL(イギリス審判協会)は調査開始を発表。さらに、PGMOLは調査終了までハジダキス氏が試合を担当しないことも発表していた。

FAは「我々の包括的なプロセスは、リバプールとPGMOLからの詳細な声明、および事件とその周囲の状況の両方に関連して、ビデオ映像の複数の角度を確認することを含んだ」と、すべての証拠を徹底的に検討した結果、今回の決断に至ったと説明している。

また、最終的にこれ以上のお咎めなしの形となったハジダキス氏は、ロバートソンへの謝罪を含めて問題が解決したとの見解を示している。

「審判業務に復帰することを楽しみにしています」

「FAの調査に全面的に協力し、アンディ・ロバートソンとはオープンで前向きな会話の中で直接この問題について話し合いました」

「私は間違いなくアンディと接触する意図はありませんでした。ただ、私の腕が彼に当たってしまったことは事実で、そのことについてすでに謝罪しています」

映像の印象から前代未聞の事件とみなされた今回の一件だったが、当事者間ですでに問題が解決していることもあり、ややすっきりしない部分はあるものの、ひとまずの幕引きとなった。

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