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「難しかった」スポルティング相手に苦戦を認めるアッレグリ監督、高い目標を掲げる「満足はしてはいけない」

超ワールドサッカー / 2023年4月14日 10時25分

写真:Getty Images

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、スポルティングCP戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

13日、ユベントスはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでスポルティングCPをホームに迎えた。

リーグ戦では勝ち点15の剥奪を受けながらも、7位まで浮上してきたユベントス。しかし、直近のラツィオ戦で敗れ、嫌なムードを断ち切りたいところだった。

試合は互いに譲らないまま前半を終えるかと思われたが、突如GKヴォイチェフ・シュチェスニーが胸部の痛みを訴えて試合が中断。自らの足でピッチを後にしたが、そのままマッティア・ペリンと交代した。

守護神の思わぬアクシデントに見舞われた中、急遽出場のペリンが好セーブを連発。スポルティングの攻撃を抑えると、73分にフェデリコ・ガッティが値千金の先制ゴール。このゴールを守り、1-0で先勝した。

アクシデントがありながらも勝ち切ったユベントス。アッレグリ監督は急遽出場したペリンのパフォーマンスを称え、難しい試合になったとしながらも選手たちの努力を称えた。

「この環境を作り出す全ての人々が、我々が上手くやれるように導いてくれた。最後のクロスは、ペリンが2つの重要なセーブをしたが、我々はいくつかミスを犯した」

「選手たちを祝福したい。勝つことも、無失点も簡単なことではなかった。いつも言っているように、サッカーは数学的な方程式がある」

「前線は3人でスタートしたが、ボールのラインを越えることが多く、スポルティングのようにエリアの近くでドリブルをするチームと対戦するのは難しかった。バランスが必要だ」

また、チームを作る上で難しさがあるシーズンだとコメント。決勝点のガッティにも触れ、この先のシーズンの目標を明言した。

「とにかく簡単なシーズンではない。選手を待つしかなく、成長させるしかない」

「ユベントスでプレーするのは簡単ではない。ガッティは困難な時期を過ごした後、成長している。彼はスポンジであり、多くのことを学び、改善の余地がたくさんある」

「ここでは重要な目標ができた。勝ち点4差のアタランタをターゲットにし、2位を目指すという重要な目標だ」

「我々は自分自身にこれからの目標を与え、それを信じなければいけない。満足はしてはいけない。サッスオーロでまずは勝たなければいけない」


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