ザハは中東からの巨額オファーを拒否へ、来季もトップリーグでのプレーを希望か

写真：Getty Images

クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ(30)は、中東行きを検討していないようだ。

クリスタル・パレスの下部組織で育ったザハは、2013年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍するも思うような活躍は見せられず、1年で古巣に復帰。以降はチームの崩しのキーマンとして活躍し続け、これまで公式戦通算455試合に出場して89ゴール76アシストを記録している。

一方で、クラブとの契約は今夏で満了となることから、ザハに対してはサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドが接近。年俸900万ポンド(約14億6000万円)の巨額オファーを用意し、チームのエースとして迎えることを目論んでいた。

しかし、イギリス『デイリー・メール』によると、ザハはこのオファーを断る見通しとのことだ。コートジボワール代表FWはまだ欧州トップリーグから離れるつもりはなく、新契約を提示しているクリスタル・パレスに残留するか、ビッグクラブへの移籍を目指すかを判断している最中だという。

ザハに対してはトッテナムやドルトムント、ミランが関心を示しているが、いずれにしても現時点では来季に再び欧州リーグでプレーを見られる可能性が高いだろう。