主力温存ミラン、電光石火被弾浴びボローニャにドロー止まり《セリエA》

写真：Getty Images

ミランは15日、セリエA第30節でボローニャとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

前節エンポリ戦をゴールレスドローで終えてしまった4位ミラン(勝ち点52)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではナポリに1-0と先勝。そのナポリ戦のスタメンから守護神のメニャンを除いた10人を変更した。

8位ボローニャ(勝ち点43)に対し、最前線にオリジ、2列目に右からサーレマーケルス、デ・ケテラエル、レビッチと並べたミランは開始30秒に失点する。ボッシュに右サイドを突破された流れから最後はサンソーネに蹴り込まれた。

早々に失点したミランは20分にようやく反撃。右クロスに合わせたレビッチがヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKスコルプスキの守備範囲だった。

前半半ば以降も攻めあぐねていたミランだったが、40分に追いつく。ボックス手前左からポベガの放った豪快なミドルシュートが左ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。

1-1として迎えた後半、引き続き攻めあぐねたミラン。57分にはメシアスとカラブリアを、70分にはブラヒム・ディアスとレオンを投入していった。

主力を投入し逆転を目指したミランは終盤の84分、ブラヒム・ディアスに好機が訪れるも、狙いすましたシュートはわずかに枠の上に外れてしまう。

終盤にかけては攻勢に出たが逆転弾を奪うには至らずドロー止まり。主力を温存したミランは勝ち点1を得るに留まった。