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ラストプレー被弾でドルトムント痛恨ドロー、10人シュツットガルトは貴重な勝ち点1《ブンデスリーガ》

超ワールドサッカー / 2023年4月16日 0時46分

写真:Getty Images

ブンデスリーガ第28節、シュツットガルトvsドルトムントが15日に行われ、3-3で引き分けた。シュツットガルトのMF遠藤航はフル出場、MF原口元気はベンチ入りも出場せず。DF伊藤洋輝は欠場となっている。

前節ボーフムとの残留争いを伊藤のゴールなどで制して最下位を脱出した16位シュツットガルト(勝ち点23)は、伊藤が感染症により欠場となった中、遠藤が引き続き[3-4-2-1]のボランチでスタメンとなった。

一方、ウニオン・ベルリンとの上位対決を制して首位バイエルンとの2ポイント差を維持した2位ドルトムント(勝ち点56)は、3トップにアラー、ブラント、アデイェミを据えた。

立ち上がりからオープンな展開で推移した一戦。まずは10分、ドルトムントはアラーがGK強襲のシュートでゴールに迫った。すると26分、ドルトムントに先制弾。右サイドからのマレンのグラウンダークロスをアラーが蹴り込んだ。

30分のピンチをGKコベルが好守で凌いだドルトムントは33分に突き放す。CKの流れから密集の中をマレンが制してシュートを決めきった。

そして39分、マレンの突破を後方から止めたマヴロパノスが2枚目のイエローカードを受けて退場となり、シュツットガルトは10人となってしまう。

迎えた後半、開始4分にベリンガムのシュートがバーに直撃した中、52分にシュツットガルトが1点を返しかける。しかしギラシーがネットを揺らすも、VARの末にわずかにオフサイドでゴールならず。

助かったドルトムントは77分、ロイスの直接FKがバーに直撃した中で1分後、シュツットガルトはクリバリのカットインシュートが決まって1点差に。

バタつくドルトムントに対しシュツットガルトが攻勢に出ると、84分に追いつく。CKの流れからヴァグノマンが混戦の中でシュートを蹴り込んだ。

最悪の展開となったドルトムントだったが、追加タイム3分、アタッキングサードでの細かなパス交換から崩した流れで、最後はレイナがシュートを決めきった。

このまま劇的勝利かと思われたが、ラストプレーでシュツットガルトが追いつく。右サイドからのヴァグノマンのクロスをクリバリがクリアできずにゴール前のサイラスへ。冷静にシュートを蹴り込んで10人のシュツットガルトが土壇場で追いついた。

残留に向けてシュツットガルトが大きな勝ち点1を手に入れた一方、優勝を争うドルトムントは痛恨のドローとなった。

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