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古橋亨梧がPK失敗も今季23点目&前田大然は技ありヘッド! 岩田智輝&小林友希フル出場のセルティックが前半4ゴールで12連勝《スコティッシュ・プレミアシップ》

超ワールドサッカー / 2023年4月16日 21時53分

写真:Getty Images

16日、スコティッシュ・プレミアシップ第32節のキルマーノックvsセルティックが行われ、1-4でセルティックが勝利を収めた。

現在リーグ戦11連勝中のセルティック。前節は優勝を争う2位のレンジャーズとのオールドファームだったが、3-2で勝利を収めていた。

この試合ではDF小林友希、MF岩田智輝、FW前田大然、FW古橋亨梧が先発出場。負傷中のMF旗手怜央はメンバー外となった。

レギュラーシーズンも残り2節となった中、首位でプレーオフに進むことが確定しているセルティック。11位のキルマーノック相手に、立ち上がりから勢いを持ってプレーしていく。

すると7分、古橋が早速見せつける。相手の長いバックパスを狙っていた古橋は敵陣でパスカット。そのままスピードに乗って持ち出しボックス内に侵入。角度のないところで切り返したが、そのまま左足でシュート。相手の股間を抜けたシュートがネットを揺らし、セルティックが早々に先制する。なお、古橋はこれでリーグ戦23ゴール目となった。

早々にスコアを動かしたセルティックは12分に追加点。右サイドへと展開すると、ボックス内へのスルーパスに対して走り込んだアリスター・ジョンストンがクロス。これをファーサイドで前田がヘッド。逆サイドを狙うと、GKの逆を突いて見事にネットを揺らした。前田はこれでリーグ戦8ゴール目となった。

勢いに乗るセルティックは18分にも追加点。小林が最終ラインから縦パス。これを受けたグレッグ・テイラーが鋭いパスを送ると、最後はマット・オライリーが落ち着いてボックス内から流し込み、早くもリードを3点に広げた。

さらに21分にはテイラーがボックス内で倒されてセルティックがPKを獲得。キッカーの古橋は狙い過ぎたのか、シュートは左ポストを直撃。跳ね返りを前田が無人のゴールに蹴り込もうとするが、ボールの勢いが強すぎで枠を外してしまう。

嫌なムードも漂うかと思われたが、その後も押し込み続けると27分に追加点。左サイドを前田が仕掛けると、クロスボールは相手がブロック。クリアボールが自陣ボックス内で高く上がると、クリアボールがオライリーの下へ。そのままオライリーは落ち着いて蹴り込み、セルティックのリードが4点となる。

キルマーノックは45分、セルティックのビルドアップのミスを狙い波状攻撃。GKジョー・ハートが何度も防いだが、最後はリアム・ドネリーが蹴り込み、前半のうちに1点を返すことに成功する。

セルティックの3点リードで迎えた後半。アンジェ・ポステコグルー監督は古橋を下げて韓国代表FWオ・ヒョンギュを後半スタートから起用する。

前半のうちに2名を交代させていたキルマーノックは、1点を返したことで後半は積極的にセルティックゴールに迫ることに。一方のセルティックは、なかなか効果的な攻撃を生み出せない。

68分には前田、カラム・マクレガー、オライリーと主軸を下げ、デイビッド・ターンブル、アーロン・モーイ、ロッコ・バタを投入する。

セルティックはオ・ヒョンギュを中心に攻め立てるが、なかなかゴールに迫れず。守備では小林らが奮闘。後半は失点を許さない守備を見せていく。

そんな中、再び相手陣内での時間を増やしていくと、85分には岩田がビッグチャンス。ボックス手前で丁寧な横パスから狙い澄まして右足一閃。鋭いシュートが飛んだが、ゴールの左にわずかに外れた。

キルマーノックは最後までゴールを目指したが、セルティックは前半の失点のみに防ぎタイムアップ。1-4で快勝し、リーグ戦の連勝を「12」に伸ばすことに成功した。

キルマーノック 1-4 セルティック
【キルマーノック】
リアム・ドネリー(前45)
【セルティック】
古橋亨梧(前7)
前田大然(前12)
マット・オライリー(前18、前27)


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