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指揮官交代は裏目に? それでもバイエルンCEOはCL前の結束を呼びかけ 「完全な信念が必要」

超ワールドサッカー / 2023年4月17日 18時0分

写真:Getty Images

バイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるオリバー・カーン氏が、大一番を前にファンへサポートを求めた。

ユリアン・ナーゲルスマンの下で2シーズン目を迎えたバイエルンは、ブンデスリーガでこそドルトムントとのし烈な首位争いを繰り広げているものの、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ全勝と強さを見せつけ、ラウンド16でもパリ・サンジェルマン(PSG)相手に連勝を飾り、ベスト8進出を果たした。

一方で、クラブはリーグ戦での不安定な戦いや、FWサディオ・マネとの対立で明確な姿勢を示せなかった指揮官のマネジメント能力を問題視。3月24日にナーゲルスマン監督の電撃解任を発表すると、後任にはドルトムントやPSG、チェルシーなどで指揮を執ったトーマス・トゥヘル監督を据えた。

しかし、トゥヘル監督の下で臨んだ敵地でのCL準々決勝・1stレグのマンチェスター・シティ戦で0-3の完敗を喫すると、続いて行われたブンデスリーガ第28節のホッフェンハイム戦も勝ち切れず。クラブに対しては不必要な指揮官交代でチームを混乱に陥れたとして、批判が強まりつつある。

こうした中、カーン氏は自身のツイッターを更新。現在のチームが本来の姿から程遠いことを認めつつ、ホームでのCL準々決勝・2ndレグに向けてファンとクラブの結束を訴えている。

「(ホッフェンハイム戦では)またしても勝ち点1しか取れず、新たな挫折を味わうことになった! このような結果やパフォーマンスは、我々のあるべき基準ではない。それでも、我々はまだリーグ首位にいる。この場所を全力で守るつもりだ」

「今は水曜日のマンチェスター・シティ戦に100%集中しなければならない。一見不可能に見えることを可能にするなら、できる限りのことをする必要がある。そして、完全な信念が必要だ。それでも、ファンのサポートがあれば何でもできるだろう。私はその姿を何度も目にしてきた」

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