サネを殴ったマネ、1年でバイエルン退団か…半年ゴールなし、ホームシックでリバプール帰還の可能性も？

写真：Getty Images

バイエルンのセネガル代表FWサディオ・マネ(31)だが、1年で退団する可能性があるようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。

マネはリバプールで一時代を築き、プレミアリーグで屈指のウインガーとして活躍。リバプールでは公式戦269試合で120ゴールを記録。2018-19シーズンにはプレミアリーグの得点王に輝くと、チャンピオズリーグ、プレミアリーグ、EFLカップ、FAカップと獲得できるすべてのタイトルを手にしていた。

そのマネはリバプールを離れ、今シーズンからバイエルンへと移籍。バルセロナへと移籍したポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキに代わるスコアラーとしての期待がかかったが、ここまで公式戦32試合に出場し11ゴール5アシスト。期待とは程遠い成績となっている。

さらに、昨年11月に負傷離脱すると、復帰後はゴールなし。2022年10月以来、半年間ゴールから遠ざかっている。

加えて、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのマンチェスター・シティ戦後には、ドイツ代表MFレロイ・サネに殴りかかる事件が発生。口論から発展しての暴行となったが、マネはその後に謝罪し、罰金処分も下された状況。トーマス・トゥヘル監督が就任して間もない中で起こった事件だけに、今後の起用もどうなるか不透明だ。

最悪の移籍とも一部では言われるマネ。期待に全く応えられていない中、今シーズン終了後に退団する可能性も浮上。2025年夏までの契約期間が残っているが、適切なオファーが来ればバイエルンは売却に応じるという。

トゥヘル監督は「私は彼を信頼している」とマネについて語った一方で、ドイツ『スカイ・スポーツ』によればサネを殴ったことでチームメイトからの信頼はガタ落ち。居場所を失い始めているという。

また、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、マネは友人に対してホームシックであることを明かしているとされ、まさかのリバプール復帰という可能性すらあるとのこと。リバプールも今シーズンは苦戦が続いているだけに、金額によっては連れ戻す可能性もあるとされている。これまでの輝きを失っている中、夏にどのような決断を下すだろうか。