ローマがCEOを突如解任、不正な移籍金水増し容疑で調査対象に

写真：Getty Images

ローマは17日、最高経営責任者(CEO)を務めるピエトロ・ベラルディ氏との契約を即時終了することを発表した。

「ローマは、権限のある団体が、ローマ、グループ会社、ピエトロ・ベラルディ氏の間のすべての関係を直ちに終了することを決定したことを通知します。クラブは、ピエトロの今後の活躍を祈っています」

ベラルディ氏は2021年10月にローマのCEOに就任。しかし、今月に入りラツィオと共にキャピタルゲインを高めるため、クラブが人為的に移籍金を水増ししているとの疑惑が持ち上がり、調査がスタート。7名の調査対象者のうちの1人とされていた。

ローマ検察は、一部の送金は存在しないものであり、税金回避のためのものと指摘している。

具体的に何があったのかは現時点で不明だが、突然の解任は何かが舞台裏で動いたことを示しているとされている。

8日にはトリノとのアウェイゲームもスタンド観戦していたベラルディ氏。調査結果がどうなるのかは注目を集める。