マドリー相手に逆転突破狙う大不振チェルシー、ランパード監督「フットボールではどんなことも起こり得る」

写真：Getty Images

チェルシーのフランク・ランパード監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での逆転突破は可能だと強調した。クラブ公式サイトが伝えている。

先週行われたCL準々決勝1stレグのレアル・マドリー戦を0-2で落とし、ベスト4進出に向けて後がないチェルシー。ランパード監督就任以降3連敗と明るい兆しは見えないまま、18日に行われるホームでのCL準々決勝2ndレグに臨むことになる。

それでも、ランパード監督は試合に先立って行われた記者会見で、逆転突破の可能性はゼロではないと強調。マドリーのクオリティを認めたうえで、全力を尽くすと誓った。

「フットボールではどんなことも起こり得るだろう。そして、我々が競争力のあるチームであることは間違いない。この段階で、こうした場所にいるのが当然なくらいだ」

「相手が本当にハイレベルであることは理解している。しかし、我々が物事を正しく理解し、ハードワークし、試合で正しいプレーを示せれば、どんなことだって可能になるだろう」

「このレベルの試合は何度も経験してきた。ミッドウィークに行われるスタンフォード・ブリッジの試合の雰囲気が良くなるのはわかっている。試合の早い段階でそれを利用したい。そして、試合終了まで観客を惹きつられるかは我々次第だ。その点には自信があり、あとは自分たちの役割を果たすだけだろう」

「マドリーにはまずカルロ・アンチェロッティという素晴らしい監督がいる。彼とは一緒に仕事をしたことがあり、それはよく理解しているつもりだ。昨シーズンの決勝進出は、彼が率いたからこそだろう」

「彼らはどんな瞬間でも試合に勝てる個々の才能を持っている。このレベルのピッチでの成功には特別なプレーヤーが必要不可欠だが、彼らにはそうした選手がいる」