「彼女はとても楽しんでいた」思わぬ批判を受けたアーセナルのファン対応、少女の父が騒動に反論…騒ぎ立てた記者に苦言「記者がドアを叩くまでは、何も問題なかった」

写真：Getty Images

思わぬところで批判を受けたアーセナルの選手たちのファン対応。しかし、当事者が完全に否定した。

19シーズンぶりにプレミアリーグ優勝の可能性を残しているアーセナル。現在首位に立ってはいるが、リバプール、ウェストハムと2試合続けて2点差を追いつかれてのドローとなり、2位のマンチェスター・シティとの勝ち点差が詰まってしまった。

そのウェストハム戦では、クラブマスコットとして1人の少女が試合前に選手たちからファンサービスを受けることに。スタジアムに到着した選手たちを迎え、ユニフォームにサインをもらっていた。

アーセナルもこの様子をSNSに投稿したが、思わぬ批判を受けることに。選手たちはサインを快くしているものの、女の子に話しかける選手や握手をする選手、女の子に笑顔を向ける選手すら皆無だった。

これを受けて「残念」、「少女に気づかれないでほしい」、「イヤフォンを取らないのか」と批判のコメントが殺到することとなった。

少女は緊張もあったのか、笑顔は振り向くも、憧れの選手たちを前に驚きを隠せない様子にも見えたが、少女の父親がこうした批判に対してツイッターで反論。娘は楽しんでいたとし、憧れのマルティン・ウーデゴールと手を繋いでピッチに入った時に喜んでいたとした。

「私の娘はアーセナルのマスコットとして素敵な時間を過ごした」

「選手たちに会えるのはほんのわずかな時間だったが、彼女はとても楽しんでいた」

「ウーデゴールは彼女が大好きな選手だ。彼の手を握り、ピッチに入ったことはとても特別なことだった」

父親が投稿した写真では、ウーデゴールと手を繋いで先頭を歩き、ピッチに入る少女は笑顔で手を振っている。ファンは「これが真実だ」、「幸せそうじゃないか」とコメントを寄せている。

なお、父親は多くの反響を受けてコメント。「今日は親切なメッセージをありがとう。私たちは娘に騒動について説明しようとしていた。記者がドアを叩くまでは、何も問題なかった。アーセナルへの興味を失わないことを祈ります」と、思わぬ騒動に発展してしまったことで、娘がアーセナルを嫌いにならないかを心配していた。

【写真】騒動に発展したファンサービス、少女は笑顔で大好きな選手と入場

My daughter had a lovely time as Mascot for @Arsenal. There was only a small window to meet the players and she enjoyed it very much. Odegaard is her favourite player so to hold his hand onto the pitch was very special. pic.twitter.com/SXNTMK4Ab9

— JMurray (@muzzygoona) April 18, 2023

【動画】少女のユニフォームに選手が続々サインも…その振る舞いが批判対象に

Making memories with our mascot pic.twitter.com/LjGWmzd2Vl

— Arsenal (@Arsenal) April 16, 2023