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今季快進撃のナポリがCL敗退… メレトは落胆隠さずも気丈に前を向く「素晴らしい旅は終わらない」

超ワールドサッカー / 2023年4月19日 16時24分

写真:Getty Images

ナポリのイタリア代表GKアレックス・メレトがミラン戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ナポリは18日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグでミランと対戦。アウェイでの1stレグを0-1で落としていたなか、ホームで迎えた2ndレグも43分に先制を許し、2戦合計で2点のビハインドを背負ってラスト後半45分間に臨むこととなった。

しかし、迎えた後半もゴールが遠く、試合終了間際の90+3分にFWビクター・オシムヘンのゴールで1点を返すのがやっと。これ以上の反撃に時間は残されておらず、2戦合計1-2で敗れ、準々決勝で敗退となった。

今シーズンはセリエAで首位を独走するナポリだが、日頃からタイトル獲得を争うミランとの同国対決に敗れる形に。絶対的守護神としてチームの堅守を支えているメレトは、試合後のインタビューで落胆を隠さなかった。

「今日は全体的にとても良いプレーができたと思うよ。主導権を握り、チャンスを作り、ボールをボックス内に集めた。全力を尽くしたけど、もっと早く1点目を決めていたら、違う結果になったかもしれない…遅い時間帯でのゴールは残念だ」

また、43分の被弾シーンを振り返り、ミランFWオリヴィエ・ジルーの先制点をアシストしたFWラファエル・レオンについて、味方フィールドプレーヤーはファウルを犯してでもドリブル突破を止めるべきだったと悔やんだ。

「ゴールにつながったあの場面…レオンにファウルしなかったことは残念だ。それまでにも何度か似たようなシーンがあった。だけど、ナポリは彼を止めず、あまりにも多くの時間を彼に与えてしまった」

残念ながらナポリはCLでの戦いがここで終了。それでも、メレトは気丈に前を向き、33年ぶりとなるセリエA優勝に向けて意識を集中させていくと語った。

「全力を尽くしたが、これ以上のパフォーマンスはできなかっただろう。頭を上げて進み続けなくてはならない。最後の1秒まで努力したぶん、失望がある。だけどこれは僕たちの素晴らしい旅を台無しにするものではない…セリエA優勝のために優れたパフォーマンスを続けていく必要がある」

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