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腰痛に悩まされるシュクリニアル、PSGへのフリー移籍が破談となる恐れも

超ワールドサッカー / 2023年4月20日 18時26分

写真:Getty Images

インテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(28)はパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が破談となる恐れもあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

今夏のPSG移籍で大筋合意に達しているとされるシュクリニアル。今シーズン前半戦はゲームキャプテンを務めるほどインテルにとって重要な選手だったが、今年6月で満了を迎える契約の延長に断りを入れたことでチーム内での序列が低下し、退団は避けられなくなった。

これに伴い、ゲームキャプテンの座も失い、現在は腰痛の影響で3月14日のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのポルト戦を最後にピッチから離れている。PSGはこのケガの状態を過小評価できないとのことだ。

どうやらシュクリニアルは背中にも炎症の問題を抱えており、チーム練習をこなせないため、別メニューで調整中。専門医によると、サッカー選手がこれに悩まされるのは非常に稀であり、ヒザと足首にも影響を及ぼすものだという。完治見込みも日によって変動するそうだ。

フランス『Le Parisien』によれば、PSGはシュクリニアルの獲得がリスクを含むことを十分に認識している模様。シュクリニアルに対してフランス国内で有名な理学療法クリニックへと赴き、名医の診察を受けるよう要請しているという。

この動きにインテルは怒りを覚えたそうだが、PSGがシュクリニアルを求める意志は変わらず。しかし、正式契約へと進むには、シュクリニアルを悩ませている問題について理解を深める必要があるとのこと。合意がなかったことになる可能性も捨てきれないようだ。

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