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【プレミアリーグ第32節プレビュー】ニューカッスルvsスパーズのトップ4争い直接対決! 大一番控えるアーセナルはセインツ戦

超ワールドサッカー / 2023年4月21日 19時30分

写真:Getty Images

先週末に行われた前節ではアーセナルが2試合連続ドローで痛恨の取りこぼしとなった一方、シティが6連勝を達成して勝ち点差を縮めた。熾烈なトップ4争いではニューカッスルとトッテナムの取りこぼしを尻目に勝ち点3を積み上げたマンチェスター・ユナイテッドが3位に浮上している。

来週ミッドウィークに第33節が開催されるため、連戦の形となる今節。ブライトンとユナイテッド、マンチェスター・シティの3チームはFAカップ準決勝に参戦に伴い、今週末のリーグ戦はお休みとなる。

今節の最注目カードは4位のニューカッスル(勝ち点56)と、5位のトッテナム(勝ち点59)が対峙するトップ4争い直接対決。

ニューカッスルは前節、敵地で好調のアストン・ビラと激突。5連勝という最高の状態で試合に臨んだが、球際のデュエルや切り替えの速さというチームのストロングポイントで完全に上回られた結果、MFラムジー、FWワトキンスの2ゴールによって0-3のスコアで完敗。6試合ぶりの敗戦によって3位転落となった。

トップ4フィニッシュの厳しさを再認識する形となったマグパイズは、セント・ジェームズ・パークで行われるライバルとの直接対決でバウンスバックの勝利を目指す。前回対戦で2-1と競り勝っている相手に対しては、アストン・ビラ戦で敗因となった球際、切り替えの精度を改善し、先日のユナイテッド戦のような攻守両面でのアグレッシブなプレーで圧倒したい。

一方、トッテナムは物議を醸すもブライトン相手の新体制初勝利で浮上のきっかけを掴みたいところだったが、前節はホームでボーンマスとの打ち合いに2-3で敗れる失態を演じた。復調のFWソン・フンミンの2試合連続ゴールにFWダンジュマの加入後リーグ戦初ゴールが生まれたものの、右サイドに入ったDFペドロ・ポロ、DFダビンソン・サンチェスのミス絡みの2失点に、前がかった後半最終盤の失点によって厳しい敗戦となった。

試合後にステッリーニ暫定監督は「個人のミス」とチームパフォーマンスにメスを入れることはなかったが、不安定なビルドアップに崩しのアイデア、切り替えにおける緩みなど、ある意味で負けるべくして負けた一戦だった。負傷者の多さもあいまって苦境のチームは、今回のニューカッスル戦を皮切りにユナイテッド、リバプールとの今季の行方を決定づける重要な3連戦を控えている中、苦戦必至のタフなアウェイゲームで結果を残せるか。脆弱な守備陣の奮起は当然のことながら、攻撃陣にはそのディスアドバンテージを撥ね返す爆発が求められる。

来週ミッドウィークに暫定4ポイント差に迫るシティとの頂上決戦を控える首位のアーセナル(勝ち点74)は、最下位のサウサンプトン(勝ち点23)を相手に3試合ぶりの白星を狙う。前々節はリバプール、前節はウェストハム相手にいずれも前半半ばまでに2点を先行する良い入りを見せていたガナーズ。しかし、これが19シーズンぶりの優勝への重圧か、3点目を奪いにいく気概に欠けた上、守備でも要所を締められない中途半端な戦いぶりによって、2試合連続で2点差を追いつかれる不甲斐ない2-2のドローが続いている。

選手、指揮官共に優勝経験のなさから、したたかに試合を運ぶことができず、相手に付け入る隙を与えている印象が強く、今回のホームゲームでは週明けのシティ戦を考慮に入れず、90分を通して貪欲にゴールを目指す好調時の戦いを取り戻し、なりふり構わずに勝ち点を持ち帰ろうとする最下位チームを叩きたい。

逆転でのトップ4フィニッシュは絶望的も、少しでも上の順位でシーズンを終えたい8位のリバプール(勝ち点47)は、降格圏の18位に沈むノッティンガム・フォレスト(勝ち点27)を相手に久々の連勝を目指す。マンデーナイト開催となった前節のリーズ戦ではエースFWサラーに加え、今季ここまで無得点が続いていたFWジョタがいずれも2ゴールを奪うなど前回対戦で敗れたホワイツに6-1の圧勝でリベンジ達成。ここ最近、批判に晒され続けたDFアレクサンダー=アーノルドも圧巻のパフォーマンスを披露し、実りある公式戦6試合ぶりの白星となった。今回の一戦では同じく前回対戦で敗れているフォレストにリベンジし、勝ち点3を積み重ねたい。

現在、シティと並んで最も安定したパフォーマンスでトップ4争いのダークホースとなりつつある6位のアストン・ビラ(勝ち点50)は、9位のブレントフォード(勝ち点43)を相手に6連勝を狙う。ソリッドな守備、精度の高いカウンターやセットプレーを武器に、直近7勝1分けと圧巻のフォームを継続する智将エメリが率いるチームは、攻守両面で隙がない好チームに仕上がりつつある。とりわけ、エースFWワトキンスは新指揮官就任以降、驚異的なペースでゴールを量産しており、中断明け後ではFWハーランドやFWラッシュフォードに比肩する存在感を示す。一方、対戦相手のブレントフォードではそのワトキンスと共にスリーライオンズ定着を目指すFWトニーが好調を維持しており、両エースの競演に注目が集まるところだ。

その他では名伯楽ホジソンの下で3連勝中の12位クリスタル・パレス(勝ち点36)と、残留圏内ギリギリの17位エバートン(勝ち点27)によるボトムハーフのライバル対決、ディーン・スミス新体制初勝利を目指す19位のレスター・シティ(勝ち点25)の戦いに注目したい。

◆プレミアリーグ第32節
▽4/21(金)
《28:00》
アーセナル vs サウサンプトン

▽4/22(土)
《20:30》
フルアム vs リーズ
《23:00》
ブレントフォード vs アストン・ビラ
クリスタル・パレス vs エバートン
レスター・シティ vs ウォルバーハンプトン
リバプール vs ノッティンガム・フォレスト

▽4/23(日)
《22:00》
ニューカッスル vs トッテナム
ボーンマス vs ウェストハム

▽未定
マンチェスター・ユナイテッド vs チェルシー
ブライトン vs マンチェスター・シティ

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