監督探しのチェルシーがポチェッティーノと接触…本命のナーゲルスマンとは現時点で進展なし

写真：Getty Images

チェルシーが次期監督候補の1人と目されるマウリシオ・ポチェッティーノ氏(51)とコンタクトを取ったようだ。

今季途中にトーマス・トゥヘル氏を切り、グレアム・ポッター氏をブライトン＆ホーヴ・アルビオンから引き抜いたが、立て直しといかず、2度目の解任に動いたチェルシー。クラブのレジェンドOBであり、元監督のフランク・ランパード氏をつなぎ役として再招へいして、来季以降の監督探しを続けている。

複数の候補を立て、スペイン代表元監督のルイス・エンリケ氏や、スポルティングCPのルベン・アモリム監督も挙がったが、最近では関心が冷めたとの報道も。そうして残るのがバイエルン元監督のユリアン・ナーゲルスマン氏と、パリ・サンジェルマン(PSG)を去ってからフリーのポチェッティーノ氏だ。

日を追うごとに次期監督を巡って次々と動きが取り沙汰されるなか、ナーゲルスマン氏が本命と目されるチェルシーだが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ここ数日にわたってポチェッティーノ氏にも接触した模様。関心があった昨夏以来の初アプローチだという。

ただ、チェルシーは自分たちの選択に100％の確信がほしく、今後も話し合いを続けていくとのこと。ちなみに、有力視されるナーゲルスマン氏とはまだ何も進展がない状況といわれる。

ランパード監督が再び指揮を執るようになってからもチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝敗退の憂き目に遭うなど、公式戦4戦全敗と浮上の兆しがないチェルシー。ポッター体制の二の舞は避けたく、しっかりと目利きしていきたいところだが、誰が監督になるのだろうか。