負傷のヴァラン、マルティネスに続くシーズン終了も？ 検査で最大6週間の離脱見込み

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドの元フランス代表DFラファエル・ヴァランに今季終了の恐れがあるようだ。

リサンドロ・マルティネスの今季終了により、より最終ラインの中心として不可欠な存在となるヴァラン。13日にホームで行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのセビージャ戦で前半のみのプレーでピッチを後にして以降、直近の2試合で欠場が続く。

ユナイテッドではハリー・マグワイアとビクトル・リンデロフに出番が巡るが、ヴァランとマルティネスのコンビに比べて、やはり不安定感が否めず。マグワイアに至っては先のセビージャとの2ndレグで明らかなエラーで先制点を献上と再び厳しい目が向く状況だ。

となれば、より早期復帰が待たれるヴァランだが、イギリス『ミラー』が報じたところによると、先月から問題があるなかでさらに痛めてしまった足首の腫れがひき始めてから検査を受けたところ、最大6週間の離脱を余儀なくされるものとの診断が下ったという。

1カ月半もの離脱となれば、トップ4フィニッシュがかかるプレミアリーグの残る8試合を棒に振る恐れ。ユナイテッドのメディカルスタッフ内では勝ち進めばだが、6月3日に予定するFAカップ決勝のマンチェスター・シティ戦で復帰の見込みがあるという状況の模様だ。

ここにきてマルティネスとヴァラン不在時のセンターバック問題がより大きくなるエリク・テン・ハグ監督だが、マグワイアの不安定ぶりを鑑みると、再びのルーク・ショー抜擢もありそうだ。