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名古屋が2点リードを守り切れず湘南とドロー、VARにより幻の3点目から同点PK献上に…【明治安田J1第9節】

超ワールドサッカー / 2023年4月23日 17時45分

明治安田生命J1リーグ第9節、名古屋グランパスvs湘南ベルマーレが豊田スタジアムで行われ、2-2の引き分けに終わった。

前日に首位のヴィッセル神戸が敗れたため、勝てば首位浮上となる名古屋。リーグ戦ではホーム2戦連続ドロー中だが、アウェイで勝利した前節の川崎フロンターレ戦と同じ11人が先発に並んだ。

湘南はルヴァンカップを含めた公式戦3試合でドローが続く。今節は第8節の横浜F・マリノス戦から永木亮太に代わって奥野耕平がスタメンに入り、アンカーに。さらに、ウオーミングアップ中に小野瀬康介が負傷したため、急遽阿部浩之が先発となった。

ルヴァンカップグループステージ突破の勢いをリーグ戦にも持ち込みたい名古屋はマテウス・カストロのクロスから27分に永井謙佑が絶好機を迎えるも、シュートはGKソン・ボムグンの好セーブに遭う。

あわやの場面をしのいだ湘南は直後、石原広教のクロスが米本拓司にクリアされ、こぼれを古巣対戦となった阿部が蹴り込んだ。だが、米本のプレーは態勢不十分の中だったと判断され、オフサイドの判定となった。さらに、タリクが足を痛めて39分に山田直輝と交代となるアクシデントにも見舞われた。

互いに好機を創出した中で、試合が動いたのは41分。名古屋は中盤で米本のインターセプトを起点に永井がユンカーへ大きく展開すると、キャスパー・ユンカーはバイタルエリアまで運び、タメを作って逆サイドの永井へ。リターンクロスに飛び込んだユンカーのヘディングはGKのセーブに遭うも、セカンドボールを森下龍矢が蹴り込んだ。

水曜日のルヴァンカップ浦和レッズ戦同様にこぼれ球を詰められた湘南は、開幕からリーグ戦11試合連続失点を喫するとことに。その湘南を尻目に、名古屋は折り返しての早々の50分に左CKから追加点を奪う。マテウスがショートコーナーのリターンを受けてファーへ柔らかいクロスを送ると、稲垣祥が頭で折り返して中谷進之介が押し込んだ。

失点がかさんだ湘南は56分に1点を返す。左からのクロスをGKランゲラックがはじくと、こぼれ球を拾った奥野、町野修斗とつないでボックス右へ。受けた山田は滑り込んだDFを切り返しでかわし、渾身の左足で中谷のブロックをものともせずにリーグ戦今季初ゴールを記録した。

1点差とされた名古屋は62分、裏を取ったマテウスの折り返しをユンカーが流し込むも、縦パスを受けたマテウスがオフサイドポジションだったと判断された。

74分にかけては試合結果を左右する大きなシーンが到来。湘南は山田がボックス内で中谷に倒されたが、岡部拓人主審はノーファウルの判定を下し、プレーが続行されると、流れの切れないままにマテウスのシュートがディフレクションしてゴールに吸い込まれた。

だが、このプレーの切れたタイミングでVARが介入。オンフィールドレビューの結果、主審は湘南にPKを指示。名古屋のゴールは認められず、これを町野がGKの逆を突いて右へ決め、80分に湘南が同点とした。

以降は両チームともにゴールを奪えず、同点でタイムアップ。不運な判定となった名古屋は勝ち点1の積み上げで2位止まりとなり、湘南は公式戦4試合連続のドローとなった。

名古屋グランパス 2-2 湘南ベルマーレ
【名古屋】
森下龍矢(前41)
中谷進之介(後5)

【湘南】
山田直輝(後11)
町野修斗(後35)

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