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川崎Fと浦和は痛み分けに…後半早々に脇坂泰斗弾も終盤にリンセンJ1初ゴール【明治安田J1第9節】

超ワールドサッカー / 2023年4月23日 18時13分

23日、明治安田生命J1リーグ第9節の川崎フロンターレvs浦和レッズが等々力陸上競技場で行われ、1-1のドローに終わった。

リーグ戦2連敗中の川崎Fは第8節を終えて2勝2分け4敗。昨シーズンまでの強さが鳴りを潜め、8試合でわずか9ゴールと得点力の低下が顕著だ。それでも、19日にホーム等々力で行われたルヴァンカップでは清水エスパルスに6-0で圧勝し、今節に向けて弾みをつけた。

対する浦和はリーグ戦で開幕2連敗を喫したあとは6戦無敗。北海道コンサドーレ札幌との前節は後半だけで4ゴールを叩き込み、4-1で大勝を収めている。

最初の大きなチャンスは浦和。16分、ボックス左からの関根のグラウンダークロスに対してゴール正面でフリーとなっていた興梠が右足ダイレクトでシュートを放ったが、シュートコースに立ち塞がった川崎Fの登里にクリアされた。

立ち上がりから攻守の入れ替わりが激しく、互いに速いテンポで攻撃に転じるシーンが続いたなか、25分過ぎから川崎Fの前線からの守備がハマりはじめ、徐々に浦和のビルドアップが立ち行かなくなる。

だが、川崎Fはレアンドロ・ダミアンや小林悠らを筆頭とした主力選手たちが複数欠場しているためか、ボールを保持した際の迫力不足が否めず。浦和を慌てさせるような局面を多く作るには至らない。

44分には脇坂の右CKをファーサイドで待ち構えた家長がフリーでヘディングシュートを放つも、浦和のGK西川が難なく正面でキャッチする。結局、前半の川崎Fは決定的なチャンスを作れず、0-0で終える。

それでも、川崎Fはハーフタイムを挟んだ後半立ち上がりに先制。48分、ボックス右脇からの家長のクロスに対し、浦和の伊藤が足を伸ばして対応するも、中途半端なボールが宙に浮く。これにすかさず反応した脇坂が右足で押し込んだ。

1点を追いかける形となった浦和が攻撃のギアを上げ、川崎Fが自陣で守備に追われる時間帯が増え出すと、鬼木監督は61分に瀬古を下げて背番号「10」の大島を投入。ポゼッションの回復を目論む。

対する浦和は両サイドバックの明本と荻原のみならず、センターバックのショルツとホイブラーテンまでもが高い位置をとって攻撃に参加するが、[4-4-1-1]でスペースを消す川崎Fの守備に苦戦し、ゴール前をこじ開けるには至らない。

66分は浦和のミスから川崎Fが決定機。遠野が浦和陣内深くでショルツにプレッシャーをかけてボールを奪うと、ボックス左までドリブルで運んで中央へマイナスのパス。脇坂がフリーでシュートを放ったが、浦和の明本にブロックされた。

77分にはジョアン・シミッチの左足が浦和を脅かす。ゴールまで約20mの距離から放った弾丸シュートは右ポストを直撃。川崎Fは惜しくも追加点のチャンスを逃す。

1点が遠い浦和は80分に3枚替え。柴戸、安居とともに、19日に行われたルヴァンカップの湘南ベルマーレ戦でプロ初ゴールをゲットした17歳の早川を投入した。早川はリーグ戦デビューとなった。その直後に同点弾が生まれる。

81分、浦和は左サイドを攻め上がった荻原がボックス左まで侵入すると、中央のブライアン・リンセンにラストパス。B・リンセンが冷静に右足シュートを突き刺した。B・リンセンは昨シーズン途中の加入後、リーグ戦初ゴールとなった。

試合終盤に追いついた浦和と追いつかれた川崎F。残り時間が10分強となるなかで、どちらも次の1点を目指して攻撃を畳み掛けるが、勢いがあるのは追いついた方の浦和だ。

しかし、アディショナルタイム5分間を含め、これ以上のゴールは生まれず。手に汗握る白熱の一戦だったが、1-1のドロー決着となった。

浦和としては、29日にアウェイで行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦1stレグのアル・ヒラル戦を前にした黒星を回避。川崎にとっては、またしてもホームでの今シーズン初白星を逃すこととなった。

川崎フロンターレ 1-1 浦和レッズ
【川崎F】
脇坂泰斗(後3)
【浦和】
ブライアン・リンセン(後36)

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