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終盤にドラマの連続、ラスパドーリのATタイム弾でユベントス撃破のナポリが次節にもスクデットの可能性《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年4月24日 5時44分

写真:Getty Images

セリエA第31節、ユベントスvsナポリが23日に行われ、0-1でナポリが勝利した。

勝ち点15剥奪が一時的に撤回となって3位に浮上したユベントス(勝ち点59)は、3日前のヨーロッパリーグ(EL)ではスポルティングCP戦を引き分けに持ち込みベスト4進出。そのユベントスはディ・マリアとヴラホビッチをベンチスタートとし、ミリクとスーレが2トップを形成した。

一方、前節ヴェローナ戦をゴールレスドローで終えた首位ナポリ(勝ち点75)は、ミランに屈してチャンピオンズリーグ(CL)から敗退した中、ジエリンスキとラフマニを除いて現状のベストメンバーを送り込んだ。

立ち上がりから圧力をかけたのはナポリ。しかし11分、ユベントスはクアドラードがGK強襲のミドルシュート。さらに16分、ミリクのヘディングシュートで牽制した。

その後も自陣に引くユベントスに対し、ナポリが押し込む展開で推移。だが、膠着状態が続き、そのままゴールレスでハーフタイムに入った。

迎えた後半、開始5分にクワラツヘリアがGKシュチェスニー強襲のシュートを放ったナポリが前半同様に押し込む展開で立ち上がっていく。

守勢のユベントスが61分にディ・マリアとキエーザを投入したのに対し、ナポリは70分にオシムヘンがボックス内から際どいシュートを浴びせる。そして直後のCKからオシムヘンがヘディングシュートを放つも、GKシュチェスニーの正面だった。

ナポリの攻勢が強まる中、ユベントスが82分に均衡を破りかける。ロングカウンターに転じた流れからディ・マリアがシュートを決めたがVARが入り、カウンターの起点となった際、ミリクのロボツカへのファウルがあってゴールは取り消しとなった。

さらに90分、投入直後のヴラホビッチがネットを揺らす場面があったものの、ラストパスを送ったキエーザのところでゴールラインを割っておりノーゴールに。

追加タイム3分にはナポリにビッグチャンス。しかし、オシムヘンのボックス内からのシュートはGKシュチェスニーに止められてしまう。それでも、波状攻撃の流れからナポリに決勝点が生まれる。エルマスの右クロスをラスパドーリがボレー。シュチェスニーの股間を抜いてネットが揺れた。

1-0で競り勝ったナポリは次節サッスオーロに勝利し、2位ラツィオがインテルに敗れると33年ぶりスクデットが決まることとなる。

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