「重要な試合で勝利した」リーグ戦6試合ぶり勝利のインテル、指揮官は復活の兆し見せたルカクに「我々にとっても彼にとっても幸せ」とコメント

写真：Getty Images

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、エンポリ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

23日、セリエA第31節でインテルはアウェイでエンポリと対戦した。

トップ4フィニッシュを目指す中で負けられない試合が続くインテル。しかし、エンポリのパフォーマンスの前に前半は苦しみ、0-0のゴールレスで後半を迎える。

セリエAでは5戦未勝利と失速気味のチーム。直近の公式戦10試合でもたった2勝しかしていないほどの低調ぶりが危惧されたが、48分にロメル・ルカクが5試合ぶりにゴールを記録。エンポリの守備ブロックを破ると、76分にもルカクが追加点。88分にはラウタロ・マルティネスにもゴールが生まれ、0-3で勝利を収めた。

久々にリーグ戦で白星を記録したインテル。4位以内で終えるために大事な試合をしっかり勝てたとインザーギ監督は振り返り、前半はとても苦しんだとした。

「我々は重要な試合で勝利した。今から最後までしっかりと直面しなければいけない多くの試合の1つだ」

「上手くプレーできたと思う。前半は既に支配していたが、ボールを動かすのが少し遅かった。エンポリは特定のシステムでプレーする組織化されたチームだ」

「前半はターンオーバーが多すぎたと思う。後半、ロメルの序盤のゴールでブロックが破られ、大事にしていた試合での勝利を持ち帰ることができた」

「彼らはあまり今シーズン見せなかった形でプレーし、傑出していたが、私は選手たちの能力を疑うことはなかった」

また、2ゴールと復活の狼煙をあげたルカクについても言及。「我々にとっても彼にとっても幸せだ」とコメント。結果が残せていないことから巻き起こる差別についても「我々は常に人種差別と戦わなければいけない」と語った。