アーセナルとの天王山にシティ指揮官ペップがファンに呼びかけ 「我々だけでは成し遂げられない」

写真：Getty Images

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が来るプレミアリーグの天王山に向けて、ファンに共闘を呼びかけた。

2つの未消化試合を残して、首位のアーセナルに5ポイント差のところまで迫り、逆転での3連覇に見通しを良くするシティ。26日の第33節ではホームにそのアーセナルを迎え撃っての直接対決があり、ここを勝ち切れば、逆転優勝がより現実味を帯びてくる。

この試合を「決勝」と呼ぶグアルディオラ監督は「完全に我々次第のゲーム」だと主張。サポーターに力強い後押しも求めた。

「水曜日は今シーズンのイングランドで最も優れたチームで、我々より5ポイント先を行くチームとの決勝戦だ。その日、マンチェスターの街がブルーに染まり、サポートに来てくれるのを願っている。というのも、我々がどんな相手と対戦し、最初の1分から最後まであの信じられないような声援が必要だからだ」

「ここ3試合は引き分けだが、試合の大部分で彼らを止めるのは難しい。正確な読みが求められる。我々にとって、とても大事な試合。勝てれば、完全に自分たち次第にするための一歩を踏み出していけるのだからね。プレミアリーグは11カ月間の戦い。働いて、働いて、働いて、そしてこのチャンスをモノにしたい」

「だが、我々だけでは成し遂げられるものではない。うまくいけば、エティハド・スタジアムは試合の3時間前には満席になるだろう」

また、2016年から2019年の3年間、シティのコーチを務めて自分の部下でもあったアーセナルのミケル・アルテタ監督についても話している。

「私はマンチェスターにいて、彼はロンドンにいる。以前と状況が変わった。もう滅多に会わない。私は忙しいし、彼も忙しい。しかし、彼に対する愛情と敬意はずっとだ。 彼もそれを知っている」