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シティで序列低下のウォーカーにミランも関心、考えられる獲得シナリオとは?

超ワールドサッカー / 2023年4月24日 16時46分

写真:Getty Images

ミランがマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(32)に関心を寄せているようだ。

ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティにおいて、本職の右サイドバックのみならず、時にはセンターバックとしても抜群の存在感を発揮してきたウォーカー。5月で33歳を迎えるベテランだが、そのフィジカル能力に何ら疑いの余地はない。

しかし、ここ最近のシティは[3-4-2-1]での戦いも取り入れ、指揮官はこのシステムおよび戦術にウォーカーがマッチしきれていないと明言している。ウォーカーの序列が下がってきている状況だ。

そんななかで、プロデビュー時の古巣であるシェフィールド・ユナイテッド、そしてトッテナム時代に武者修行として半年間だけ在籍した経験があるアストン・ビラの2クラブが今夏のウォーカー獲得を模索していると報じられている。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランもウォーカーの動向を注視しており、選手としての能力はもちろん、若手選手の成長を促す存在としても注目。また、国際レベルでの経験が豊かなウォーカーを獲得することは「欧州におけるミラン」というブランドをより強固にするものだと認識しているという。

ウォーカーはシティとの契約を2024年6月まで残しているが、もしシティが今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を制覇できれば、これを節目として退団を望む可能性も。その場合はグアルディオラ監督も無理に引き留めることはしないだろうと推察されている。

また、ミランとしては500万~600万ユーロ(約7億3000万~8億8000万円)の移籍金でウォーカーを獲得し、2年契約を結ぶというシナリオを持っているとのことだ。

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