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ナポリ主将のディ・ロレンツォ、33年ぶりスクデットを確信 「偉大なるマラドーナに続いてトロフィーを掲げる」

超ワールドサッカー / 2023年4月24日 17時23分

写真:Getty Images

ナポリのキャプテンを務めるイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォがユベントス戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ディ・ロレンツォは23日にアウェイで行われたセリエA第31節のユベントス戦にフル出場。ナポリは後半アディショナルタイム3分、途中出場のFWジャコモ・ラスパドーリが劇的決勝点を決めて1-0で勝利した。

この結果、首位ナポリは残り7試合で2位ラツィオとのポイント差が「17」に。故ディエゴ・マラドーナ氏を擁した1989-90シーズン以来、33年ぶりとなるスクデットがいよいよ目前のところまできたことになる。

今シーズンを迎えるにあたって、昨夏で退団したロレンツォ・インシーニェからキャプテンの座を受け継いだディ・ロレンツォは試合後の『DAZN』のインタビューで、スクデットにまた一歩前進した喜びを素直に表現した。

「ロッカールームでお祝いしたよ。アリアンツ・スタジアムでユベントスに勝つのは決して簡単なことではないからね。僕たちの夢にまた一歩、近づいたんだ」

また、今シーズンのセリエAでここまでの全31試合にスタメン出場するキャプテンは昨年夏の開幕から現在までを振り返り、ラスパドーリが決勝点を決めたように、シーズンを通して途中出場選手の活躍が躍進を支えたと語っている。

「シーズンを通して、交代で入る選手が試合に大きな違いをもたらしているね。今のサッカーは5人の交代が可能だし、これが以前であれば、信じられないような影響を及ぼすものとなった」

ルチアーノ・スパレッティ監督の下、チーム一体となって悲願へと前進するナポリ。ディ・ロレンツォは自身がトロフィーを掲げる姿をイメージできているようだ。

「僕たちがこの旅を始めてから長い時間が経った。勝利は僕たちを目標(セリエA優勝)へと近づける…存分に味わうつもりだ」

「偉大なるマラドーナに続いて、キャプテンとしてトロフィーを掲げることができそうだ。奇妙に感じるけどね(笑) 僕たちの誰もが素晴らしい旅のフィナーレを味わうことができるよう努めている」

ナポリは次節で優勝が決まる可能性も。ナポリが29日にサレルニターナ戦で勝利し、翌30日に2位ラツィオがインテルに敗れれば、ディ・ロレンツォがトロフィーを空に掲げることとなる。

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