マルティネス、今季終了も魂あり！ ユナイテッドのFA杯決勝進出に「ヴァモーーース」

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドでの今季残りを全休するアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスだが、魂はいまだチームにあるようだ。

加入1年目から、その守備力だけでなく、ビルドアップ能力や、持ち前の熱さで一線を画す存在だったマルティネスだが、13日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのセビージャ戦で右足の中足骨を骨折。ひと足先のシーズン終了が決まり、後に手術も受けた。

ラファエル・ヴァランも離脱中とセンターバックの問題がより表面化するユナイテッドだが、23日のFAカップ準決勝でブライトン＆ホーヴ・アルビオンをPK戦の末に退け、宿敵マンチェスター・シティとの決勝へ。EL準々決勝での敗退直後だったが、カップ2冠に望みを繋いだ。

不本意ながら、蚊帳の外のマルティネスだが、イギリス地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、そんなユナイテッドの同僚たちを自宅から応援していたようで、インスタグラムのストーリーを通じて、結果に対するリアクションを投稿。雄叫びを上げた。

その声は自宅中に響き渡るほどで、右手で拳を作り、「ヴァモーーース」とひと言。今季はもうプレーできないが、ピッチ上でもたびたび披露した周りを鼓舞する熱いハートでまだともに戦っているようだ。