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Jリーグが秋春制移行へ議論の準備を公表、2023年内に正式決議へ…最速では2026年W杯後スタート“仮置き”

超ワールドサッカー / 2023年4月25日 19時7分

写真:©︎J.LEAGUE

Jリーグは25日、2023年度第4回理事会を開催。その後に記者会見を開き、Jリーグの秋春制移行について言及した。

予てから浮上してはたち消えになってきた秋春制への移行問題。降雪地域への懸念など、様々な問題点が指摘されてきた。

先日は一部メディアでシーズン移行が検討されると報じられた中、Jリーグも公式に移行について議論を進めることを発表した。

Jリーグは「外部環境の変化をきっかけに、日本サッカーにとって最適なカレンダーを考える」とし、シーズン移行の検討が外的要因でもあるとした。

現在Jリーグは2月末に開幕、12月に終了というスケジュールで開催されているが、ヨーロッパの主要リーグは8月に開幕し5月に終了するというスケジュール。そのため、移籍市場も夏がメインとなっている。

しかし、Jリーグの場合、夏に選手が海外移籍するとなると、シーズン途中に戦力がダウンすることに。また、冬に選手を移籍する機会はあまり多くなく、外国人の補強にも影響が出ることに。Jリーグで数多くの選手がプレーするブラジルは、日本と同じスケジュールでシーズンが進むため、移籍しやすいという状況もある。

さらに、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に関しても、2022シーズンまでは春から秋にかけて開催されたが、2022年シーズンの決勝が4月、5月に開催。今シーズンのACLは2023-24シーズンとなり、2023年8月から2024年5月に変更となり、Jリーグのクラブが出場すると途中で登録メンバーを変更する必要性が生じることとなる。

なお、2024-25シーズンからはヨーロッパのように3つのカテゴリに国際大会が分かれる予定。複数の大会に分かれることを考えても、シーズンを合わせる方が都合が良い状態となる。

また、クラブ・ワールドカップ(W杯)も2025年から運用が変更され、2026年からは国際サッカー連盟(FIFA)の国際Aマッチが変更となり、9月、10月の2試合ずつ開催が9〜10月で4試合開催となる。4連戦が可能となると2週で行うこととなり、シーズン終盤に差し掛かるタイミングで今まで以上にリーグが中断せざるを得ないこととなる。

Jリーグは仮の案として北中米W杯終了後の2026-27シーズンからの移行を検討しており、開幕は7月最終週〜8月1週、閉幕が5月最終週〜6月1週と想定。ウインターブレイクも12月3、4週から2月1週目を想定しているという。

なお、現在は初期の整理を行っており、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長からも議論が促されたとのこと。議論自体はまだ行われておらず、4月中に「初期整理」を完了、5月から7月は「必要な情報収集と整理」、7月から9月に「整理した情報をもとにした方向性を議論する」というスケジュールを設定しているという。



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