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トッテナムとナーゲルスマン氏の交渉は停滞中…補強への権限強化が鍵に?

超ワールドサッカー / 2023年4月25日 14時53分

写真:Getty Images

トッテナムが招へいを望むユリアン・ナーゲルスマン氏(35)は、クラブに対してより多くの権限を要求しているようだ。

トッテナムは就任2シーズン目を迎えていたアントニオ・コンテ監督が、3月に行われたプレミアリーグ第28節のサウサンプトン戦後に選手やクラブ上層部へ対して暴言を連発したことで契約解除に。後任にはそれまでアシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が、暫定指揮官として据えられた。

しかし、ステッリーニ暫定監督の下では4試合1勝1分け2敗と状況が改善せず。直近の試合ではトップ4を争う3位ニューカッスルに1-6の大敗を喫したこともあり、24日に解任が発表された。

新たなる暫定指揮官にはアシスタントコーチのライアン・メイソン氏が任命されたが、クラブは引き続き来季以降を託せる監督探しを続けており、その筆頭候補は3月までバイエルンを率いていたナーゲルスマン氏とのことだ。

一方で、イギリス『インデペンデント』によるとクラブとナーゲルスマン氏の交渉に進展はないとのこと。同氏はクラブに対して、補強に関する権限の強化を求めているという。

トッテナムは今季の2度の移籍市場で獲得したFWリシャルリソン、MFイヴ・ビスマ、DFペドロ・ポロといった選手たちがいずれも期待通りのパフォーマンスを示せず、ナーゲルスマン氏はクラブの補強戦略に懸念を抱いているようだ。

トッテナムは編成に関する指揮官の権限強化を望んではいないものの、混乱するチームの立て直しが急務であることから、最終的にはナーゲルスマン氏の要求を受け入れる可能性があるとされている。

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