リース・ジェームズ＆マウントが今季絶望へ…マウントはCLマドリー戦がラストゲームに？

写真：Getty Images

チェルシーのイングランド代表コンビの今シーズンの戦いが一足早く終了したようだ。

今シーズン、深刻な不振に陥ったチェルシーは現在、すべてのカップ戦敗退に加え、プレミアリーグではトップ4圏内と20ポイント差の11位に低迷。シーズン残り試合ではフランク・ランパード監督と共に、今夏の大幅なオーバーホールに向けた人員整理を意識した戦いとなる。

そういった中、苦境に陥るチームではDFリース・ジェームズとMFメイソン・マウントの生え抜きのイングランド代表コンビの今シーズン中の復帰が絶望となったことが明らかとなった。

26日に行われる第33節ブレントフォード戦に向けた公式会見に出席したランパード監督は、最新のチームニュースに言及。ヒザに軽傷を抱えるドイツ代表MFカイ・ハヴァーツの状態と共に、ジェームズとマウントの長期離脱を明かした。

「リース・ジェームズはこの試合(ブレントフォード戦)はもちろん、おそらく今シーズンの残りの期間も出場できない」

「リースはマドリードの試合でハムストリングを痛め、試合は乗り切ったが、次の日に検査を実施した結果、離脱が判明した」

「カイはまだヒザの痛みに少し苦しんでおり、彼は我々と一緒にトレーニングしていない。それは明らかに残念なことだが、彼は来週初めにトレーニングに戻るはずだ」

「メイソンも残念ながらリースと同じで、シーズン最後の試合に間に合うかもしれないが、それは確かではない」

「メイソンはかなり長い間、この骨盤のケガを抱えている」

「彼とメディカルスタッフはこの期間にかなりの努力を続けてきた。だが、我々は今、彼が小さな手術を受ける段階まで来ており、それはおそらく4週間のリカバリーが必要となるはずだ」

なお、今シーズン限りでチェルシーとの契約が終了するマウントは、現時点で今季限りでの退団が既定路線。そのため、18日に行われたレアル・マドリー戦がブルーズでのラストマッチとなる可能性が高そうだ。