チケットなくても大丈夫？歴史的マドリー撃破をスタジアム外の特等席からジローナファンが見守る

写真：Getty Images

公式入場者数以上の声援が選手を後押ししたようだ。

ラ・リーガ第31節、ジローナvsレアル・マドリーが25日にエスタディ・モンティリビで行われ、ホームのジローナが4-2で勝利した。

守護神ティボー・クルトワを体調不良で欠いたほか、ダニ・セバージョスやカリム・ベンゼマといった一部主力が欠場した2位のマドリーに対し、11位ながらヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)やヨーロッパリーグ(EL)の出場権獲得も手の届く範囲にあるジローナは、タティ・カステリャノスが4得点と大暴れ。

ニューヨーク・シティから期限付き移籍中の24歳FWの活躍をメジャーリーグ・サッカー(MLS)公式も称え、「1947年以来、リーグ戦でロヒ・ブランコスから4ゴールを挙げた最初の選手となった」と紹介した。

入場者数は1万3306と発表。コンパクトな設計のためにこれがキャパシティの限界値なのだが、それでも試合を見ようと、スタジアムの外には多数の観客が集まり、なんとゴール裏の高台から声援を送った。

『ゲッティ』にも掲載されたファンの様子は『Bleacher Report Football』のツイッターでも「チケットないの?問題ないよ」取り上げられ、「爆笑！」、「強すぎる」、「黒い壁がそこにある」、「良い時代だ」、「もはやチケット買わなくていいのでは？笑」、「サッカーの遺産」など、愉快なコメントが多数届けられることとなった。

【動画】スタジアム外の特等席から試合を観戦する多数のジローナファン

—Girona 2-0 Real Madrid

No ticket? No problem pic.twitter.com/e2W0qBL8yT

— B/R Football (@brfootball) April 25, 2023