WEリーグは渋谷へ、JFAハウス移転に伴い今初夏に拠点変更 街との各親和性が決め手に

写真：©WE LEAGUE

公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は26日にメディアブリーフィングを実施。JFAハウスの移転に伴い、拠点を渋谷へ移すことが発表した。

2020年7月1日に設立され、2021-22シーズンに初年度を迎えた日本女子サッカー初のプロリーグとしてスタートしたWEリーグ。現在は東京都文京区内のJFAハウスに拠点を構えているが、様々なステークホルダーと協働し、WEリーグの成長につなげるため、2023年初夏に移転する。

渋谷が選択された理由として、「多様性・国際性を大切にするカルチャーがWEリーグの理念と合致」、「自由な空間で、固定概念にとらわれない新しい発想が可能」、「国際的にも発信力を強める渋谷との連携で世界に向けてのメッセージを発信できる」、「リーグが今後アプローチしたい若い世代との親和性がある」、「スタートアップ企業が集まる地で企業・団体・個人のコラボの可能性」が挙げられた。

また、一般社団法人渋谷未来デザインとパブリックパートナー契約を締結したことも発表。渋谷区とも連携協定を締結する予定としている。

併せて、来シーズンのWEリーグカップ決勝の開催日と会場を発表。11月5日に国立競技場で行われる予定で、キックオフ時間等については未定となっている。