ブライトンがフォレストに12試合ぶりの白星を献上！フル出場の三笘は決定機を生かせず…《プレミアリーグ》

写真：Getty Images

三笘薫の所属するブライトン＆ホーヴ・アルビオンが26日、プレミアリーグ第33節でノッティンガム・フォレストと対戦し1-3で敗戦した。三笘はフル出場している。

3日前に行われたFAカップ準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦をPK戦の末に敗れたブライトンは、その試合の先発からGKロベルト・サンチェスや負傷したウェルベックら3人変更。三笘は[4-2-3-1]の左MFでリーグ戦16試合連続の先発となった。

リーグ戦4連敗中の19位フォレストに対し、ブライトンは9分にピンチ。自陣ボックス内でボールを奪われたエストゥピニャンがネコ・ウィリアムズをボックス内で倒してPKを献上。しかし、このPKはGKスティールが完璧な読みではじき出した。

ピンチを凌いだブライトンは16分、三笘が得意のドリブルで左サイドを切り裂くと、ボックス左深くからマイナスに折り返し、最後はエンシソがダイレクトで合わせたが、シュートはGKケイロル・ナバスの好セーブに防がれた。

膠着状態が続く中、ブライトンは38分にスコアを動かす。ボックス右角手前でボールを受けたマーチがカットインから左足を振り抜くと、GKケイロル・ナバスが弾いたボールをブオナノッテが押し込んだ。

ハーフタイムにかけては、積極的なプレスでボールを追い回すフォレストがやや攻勢に出ると、前半終了間際の48分に試合を振り出しに戻す。ボックス左でパスを受けたロディが早いクロスを供給すると、グロスにディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれた。

1-1で迎えた後半、ブライトンは58分にカウンターから決定機。カイセドのパスに反応したブオナノッテが中央を持ち上がると、ラストパスをボックス左の三笘が右足ダイレクトで合わせたが、このシュートはわずかにゴール右に逸れた。

対するフォレストは68分、中盤でカイセドのパスをダニーロがカットすると、こぼれ球を拾ったアウォニイがラストパスを供給。これを駆け上がったダニーロが受けると、ボックス内まで切り込みゴール左隅にシュートを流し込んだ。

逆転を許したブライトンは、73分にウェルベック、75分にウンダブと攻撃的なカード立て続けに投入。すると78分、左サイドバックにポジションを移したマーチがボックス左から侵入し直接ゴールを狙ったが、これはGKケイロル・ナバスのセーブに阻まれた。

その後、ブライトンは91分にもギブス=ホワイトにPKをゴール右隅に決められ、1-3で敗戦。ブライトンは公式戦連敗となり、リーグ戦12試合ぶりの白星を飾ったフォレストは残留圏内の17位へ浮上している。