「絶対必要」 ユナイテッド指揮官テン・ハグ、新9番を求む

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が新たなストライカーを獲得する必要性を認めた。

テン・ハグ新監督の立て直しが進み、プレミアリーグのトップ4入りも見渡すユナイテッド。6季ぶりのメジャータイトルとなるカラバオカップも制したが、この1年間を通じて、典型的なストライカーがおらず、マーカス・ラッシュフォードのキャリアハイを更新するゴール量産で何とかカバーしているというのが実情だ。

その候補としてトッテナムのハリー・ケインや、ナポリのビクター・オシムヘンも浮かび、よりビルドアップ能力がある守護神の必要性も叫ばれるユナイテッドだが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、テン・ハグ監督は来たる夏に新ストライカーの獲得にプライオリティを置くスタンスを明確にしている。

「シーズンを通じて、9番が不足状態だった。(クリスティアーノ・)ロナウドのドロップアウトし、(アントニー・)マルシャルもしばしば起用できなかった。(ジェイドン・)サンチョもそうだったし、前線が不足している。多くの試合をカバーしないといけないし、チームを強くする選手が必要だ」

「アプローチは多くの形がある。典型的な9番は前も話をしたが、ラッシュフォードがその役割でとても良いプレーができる。マルシャルも素晴らしい9番だ。そこでプレーできる良い選手がいるが、前線を改善できる攻撃的な選手、インパクトのある選手、クオリティのある選手が何人か絶対に必要だ」