前田がアシスト！今季5度目の“オールド・ファーム”を制したセルティックが3年ぶり59度目の決勝進出！《スコティッシュカップ》

写真：Getty Images

セルティックは4月30日、スコティッシュカップ準決勝でレンジャーズとアウェイで対戦し、1-0で勝利した。

2連覇の懸かる前回王者レンジャーズと、3年ぶりの優勝を目指すセルティックによる今季5度目の“オールド・ファーム”となった準決勝。

セルティックのFW古橋亨梧は84分までプレー、FW前田大然はフル出場、MF旗手怜央は66分までプレー、DF岩田智輝は66分からプレー、DF小林友希はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

古橋、前田に加え、ケガ明けの旗手が先発復帰したセルティックは、立ち上がりから徐々に押し込む時間帯を増やすも、なかなか決定機まで至らない状況が続く。26分にはボックス手前でパスを受けたジョンストンのシュートが枠をとらえたが、ややコースの甘くなったシュートは相手GKのセーブに阻まれた。

膠着状態が続く中、セルティックはハーフタイム間際に先制する。42分、中盤で獲得したFKを素早くリスタートすると、右サイドを持ち上がったオライリーがバイタルエリア右で倒されたが、主審はノーホイッスル。このこぼれ球にいち早く反応した前田がボックス右からクロスを供給すると、これをジョタがヘディングシュートを流し込んだ。

0-1で迎えた後半、セルティックは57分に決定機。ジョタのパスを旗手がワンタッチではたくと、ボックス右に抜け出した古橋がダイレクトシュート。しかし、これはGKマクレガーのセーブに防がれた。

その後、1点を追うレンジャーズがやや攻勢を強めるとセルティックは64分にピンチ。ドリブルでボックス右まで侵入したサカラの折り返しをボックス手前のタベルニエがシュート。これが左ポストに弾かれると、こぼれ球をサカラが押し込むがシュートは右サイドネットに外れた。

ピンチを凌いだセルティックは、66分に旗手、ジョタ、オライリーを下げて岩田、ムーイ、ハクシャバノビッチを、84分に古橋を下げてオウ・ヒュンギュを投入。

終盤にかけても同点弾を狙うレンジャーズが猛攻を仕掛けたが、セルティックは上手く時間を使いながら試合をクローズ。ジョタのゴールで逃げ切ったセルティックが3年ぶり59度目の決勝進出を決めた。

レンジャーズ 0-1 セルティック
【セルティック】
ジョタ(前42)

【動画】前田大然が超絶アシスト！勝利に導く