「なんてこった」シュートが少年の顔面に直撃も…オナイウ阿道同僚の神対応で笑顔に「素晴らしい」

写真：Getty Images

トゥールーズのFWタイス・タリンガが神対応を披露した。

29日に行われたクープ・ドゥ・フランス決勝でナントを下し、1957年以来2度目の優勝を飾ったトゥールーズ。FWオナイウ阿道も所属するチームのエースがオランダ人FWのタイス・ダリンガだ。ナントとの決勝でも2ゴールを決めてチームを優勝に導いていた。

そのダリンガだが人間性も素晴らしいようだ。ナント戦の前の4月23日に行われたリーグ・アン第33節のロリアン戦にもフル出場していたダリンガだが、試合中に放ったシュートがゴール裏の少年サポーターの顔を直撃してしまっていた。

もちろんこれはアクシデントだったが、ダリンガはすぐに謝罪。試合後に少年と会うと、ユニフォームをプレゼントした。ダリンガの優しさが伝わったのか少年も笑顔に。別れ際にはもう大丈夫と言わんばかりにサムズアップも返していた。

その様子をリーグ・アンの公式SNSが伝えると、ファンからは「素晴らしい」、「ダリンガは優しい心を持っている」、「素晴らしいエピソードだけど、まさか直撃するなんてこった」、と反響が寄せられていた。

今シーズンの公式戦で37試合に出場して18ゴール3アシストと結果を残しているダリンガ。まだ22歳と若く、この先も楽しみな存在だ。

【動画】シュートが顔面に直撃→プレゼントに笑顔を取り戻す

After accidentally striking a fan with a ball, @ToulouseFC's Thijs Dallinga made sure the youngster was well and gave him his shirt pic.twitter.com/2yT8JorY25

— Ligue 1 English (@Ligue1_ENG) April 24, 2023