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藤野あおばは進化中!なでしこの活動糧に中央でのプレーにも自信「チャンスを決め切れば得点王も取れると思う」

超ワールドサッカー / 2023年5月1日 20時25分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

日テレ・東京ヴェルディベレーザに所属するなでしこジャパンのFW藤野あおばは自身のプレーを冷静に分析し、成長に繋げているようだ。

2022年8月に開催されたコスタリカ・U-20女子ワールドカップ(W杯)の準優勝メンバーで、同年の10月にはなでしこジャパンデビューも果たした藤野。以降はコンスタントに声がかかり、代表キャップも9を数える。

7月に開幕を控えるオーストラリア&ニュージーランド女子W杯へ向けたメンバー入りも期待される若きアタッカーは、自身の分析や向上にも余念がない。映像でプレーを振り返ることが、特に欧州遠征後は増えたと話す。

所属チームでは[4-3-3]の右ウイングを務めることが多いが、代表でのポジションはシステムの違いも2列目が中心に。「中でプレーするのは少し苦手意識があった」と、意外なコメントを残した藤野だが、分析の成果や永田雅人コーチの助言もあって、「相手の位置を把握しながらプレーの選択ができるようになった」と、自身の変化を実感しているようだ。

「自分自身、なかなか中のスペースでプレーするのには少し苦手意識が元々あって、相手に囲まれているよりは相手が見える場所でプレーしたいと思っていました。ウイングではどちらかと言えば外へ開いて相手が見えていて、後ろからも相手が来ない状況だった中で、代表では中め(シャドー)の位置をやったり、ベレーザでもインサイドに入って360度から相手が来るようなポジションでプレーする機会が増えてきました」

「そういったときにばたばたしないで、相手の位置を把握しながらプレーの選択ができるようになったところは、自分自身の目に見える成長と考えている部分。なので、ゴールという普遍的な場所がある中、相手の嫌がるポジションはやはり内側になってくる。中を突くのは相手が最も嫌がる攻め方だと思いますし、それをよりゴールに結びつけるためには味方を動かすべきなのか、自分で運ぶべきなのか、(判断の部分でも)より精度を上げていきたいです」

また、WEリーグはここまで第15節を終え、首位が三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点36)、2位がINAC神戸レオネッサ(勝ち点33)。ベレーザは勝ち点29で3位に付けている。

逆転での優勝を狙うチームは1日、残りの7試合を「LAST 7 GAMES.」と呼称して全勝への決意表明。アウェイ戦も含めたキャンペーン施策や想いのこもったモチベーションムービーが発表され、選手・スタッフ全員がオリジナルTシャツを着用してのフォトセッションなどが行われた。

藤野は今季、昨季の4得点を大幅に上回る8得点をマークし、得点ランキングの単独トップに立っている。「最も重要視すべきはリーグ優勝」とフォアザチームを強調しながらも、その目標達成のためには自身のゴールが求められていることも、十分に理解。若き得点女王候補は控えめながらも、自信を覗かせた。

「このチームでプレーしている中で、最も重要視するべきはリーグ優勝。でも、その中で自分自身に課せられている役割は、得点というところ。チャンスをしっかり決め切り、取るべきところで取れれば、得点王も取れるなって思っているので、1つ1つのチャンスにもよりこだわりながら、しっかりチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」

【動画】ベレーザが逆転優勝へ向け士気高まるモチベーションムービー公開!


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